キタノタイショウ復活！！北見記念（ばんえい・帯広）を制す（2015.10.26）

２５日（日）のばんえい・帯広１０Ｒ北見記念（ＢＧ２）は
インフィニティー（４番人気）とホリセンショウ（１０番人気）の２頭が
まず第２障害との格闘をスタート。
負担重賞が８５０～８８０キロ、
馬場水分１．２％というパワー勝負となったこのレース。
第２障害にどの馬も苦戦を強いられたが、
最初に動いたインフィニティーが最初に山を下る形に。
コウシュハウンカイ（２番人気）とキタノタイショウ（７番人気）も続いて
第２障害をクリアする。
この３頭がクリアした後も、残りの馬たちはまだ第２障害で手こずっている状態で、
勝負はこの３頭に絞られる形に。

残り３０メートル付近でインフィニティーが止まり、
その先でキタノタイショウも止まってしまう。
止まらずに歩みを続けるコウシュハウンカイが抜け出して、
そのまま押し切るのでは、とも思われた。
だが残り１０メートルからゴールライン上で
キタノタイショウが巻き返し、
最後はキタノタイショウ、コウシュハウンカイ、インフィニティーの順での
ゴール板通過となった。
勝ちタイムは２分３６秒７（馬場水分１．２％）。
フジダイビクトリー（３番人気）は４番目に第２障害をクリアしたが、
前の３頭を捕まえることが出来ず４着。
オレノココロは第２障害の通過に時間がかかり６着に敗れた。

勝ったキタノタイショウはダイヤキンショウ産駒の９歳牡馬。
２００９年のイレネー記念、ばんえい菊花賞、ばんえいダービー、
２０１０年の銀河賞、２０１１年の天馬賞、２０１２年の北斗賞、
２０１３年のばんえい十勝オッズパーク杯、旭川記念、
昨年のチャンピオンカップ、ばんえい十勝オッズパーク杯、
今年のばんえい記念に続いて１２個目の重賞タイトル獲得となった。
通算では４１勝目。
ばんえい記念以来となる復活の勝利だった。


レース結果（ＮＡＲ公式サイトより）