(レポート)ジャパンカップダート&WSJS現地レポート(追記しました)(2008.12.10)
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12月7日(日) 阪神競馬場
この日の阪神競馬場は雲一つない快晴でした。
昼間の雨の影響で、
朝のうちはダートコースが稍重だったのですが、
最終的には良馬場に回復しています。
昨年までは阪神ジュベナイルフィリーズとWSJSの
組み合わせでしたが、
今年からジャパンカップダートとWSJSということになりました。
場内の告知物を見る限り、
WSJSの方が目立っているように思えたのは、
それだけ、このシリーズが、
ファンの間でも浸透しているという証拠でしょうか。
このシリーズとジャパンカップダートとの組み合わせ、
というのは「国際色」を演出するのに
より効果的になっているような気がしました。
ジャパンカップダートに関しては、
出走する外国馬のレベル等、
考えなければならない点も多いような気がしますが、
この週末の競馬場における「演出」という点では
大正解だと個人的には思いました。
1.この日の2歳戦
5Rの2歳新馬戦(ダート1800メートル)は
ワイルドラッシュ産駒の
メイショウダグザ(牡、栗東・南井克巳厩舎)が優勝。
1000メートル通過66秒7という緩い流れを
味方に付けての逃げ切り勝ちでした。
6Rの2歳新馬戦(芝2000メートル)を制したのは
フジキセキ産駒のキタサンアミーゴ(牡、栗東・松田博資厩舎)。
例年、高素質馬が勝ち上がる暮れの阪神・新馬戦。
来年のクラシック戦線で無視できない存在となるかもしれません。
9Rの2歳500万下千両賞は
スペシャルウィーク産駒のリーチザクラウン(牡、栗東・橋口弘次郎厩舎)
が優勝。
上がり3ハロン34秒6で後続を完封しました。
尚、このレースで鞍上の安藤勝己は
JRA通算900勝を達成しました。
2.ジャパンカップダート
まずは上位人気馬をご紹介します。
1番人気はヴァ―ミリアン。
国内ではG1(Jpn1)6連勝中。
ドバイでの惨敗後、最初のレースとなった
JBCクラシックも快勝しています。
2番人気は3歳馬サクセスブロッケン。
JBCクラシックではヴァ―ミリアンとクビ差。
成長度でこの差が逆転できるのか、
注目されました。
3番人気は米国帰りのカジノドライヴ。
ピーターパンS優勝の実績が光ります。
日本では新馬戦以来のレースとなりました。
海外からはフロストジャイアント、ティンカップチャリスの
2頭が出走。
マストトラックは残念ながら出走取消となりました。
レースは道中、馬群の内で脚を貯めたカネヒキリが
直線で抜け出して優勝。
一度は頂点を極めながらも
2度の屈腱炎、そして手術を乗り越え、
前走の武蔵野Sで戦線に戻ってきた馬が
見事な復活劇を見せてくれました。
鞍上のクリストフ・ルメールは
リトルアマポーラで制したエリザベス女王杯に続いて
この秋、G1・2勝目。
短期免許で来日してくる外国人騎手の勢いは
このレースでも続いていました。
3.ワールドスーパージョッキーズシリーズ(WSJS)
前日、2戦を終えた時点でのトップは
小牧太(JRA)でした。
まずは今年の海外からの招待騎手を
ご紹介しましょう。
エドガー・プラード(アメリカ)
クレイグ・ウイリアムズ(オーストラリア)
アンドレアシュ・シュタルケ(ドイツ)
イオリッツ・メンディザバル(フランス)
ダグラス・ホワイト(香港)
アラン・ガルシア(アメリカ)
ジョン・ムルタ(アイルランド)
ブレイク・シン(オーストラリア)
(追記)
そして今年も地方競馬から名手参戦です。
スーパージョッキーズトライアル(SJT)を
優勝した菅原勲(岩手)が参戦しました。
(追記ここまで)
第3戦ゴールデンブーツTは
スペルバインドに騎乗の
菅原勲(岩手)が優勝しました。
第4戦ゴールデンホイップTは
クラウンプリンセスに騎乗の
ダグラス・ホワイト(香港)が優勝しました。
(写真追加しました)
シリーズ優勝は
45ポイントを獲得したイオリッツ・メンディザバル(仏国)。
閉会式は今年も恒例のシャンパンファイトが行われ、
盛大な盛り上がりを見せました。
(追記)
総合成績はこちらをご覧ください。
(追記ここまで)
この日の阪神競馬場は雲一つない快晴でした。
昼間の雨の影響で、
朝のうちはダートコースが稍重だったのですが、
最終的には良馬場に回復しています。
昨年までは阪神ジュベナイルフィリーズとWSJSの
組み合わせでしたが、
今年からジャパンカップダートとWSJSということになりました。
場内の告知物を見る限り、
WSJSの方が目立っているように思えたのは、
それだけ、このシリーズが、
ファンの間でも浸透しているという証拠でしょうか。
このシリーズとジャパンカップダートとの組み合わせ、
というのは「国際色」を演出するのに
より効果的になっているような気がしました。
ジャパンカップダートに関しては、
出走する外国馬のレベル等、
考えなければならない点も多いような気がしますが、
この週末の競馬場における「演出」という点では
大正解だと個人的には思いました。
1.この日の2歳戦
5Rの2歳新馬戦(ダート1800メートル)は
ワイルドラッシュ産駒の
メイショウダグザ(牡、栗東・南井克巳厩舎)が優勝。
1000メートル通過66秒7という緩い流れを
味方に付けての逃げ切り勝ちでした。
6Rの2歳新馬戦(芝2000メートル)を制したのは
フジキセキ産駒のキタサンアミーゴ(牡、栗東・松田博資厩舎)。
例年、高素質馬が勝ち上がる暮れの阪神・新馬戦。
来年のクラシック戦線で無視できない存在となるかもしれません。
9Rの2歳500万下千両賞は
スペシャルウィーク産駒のリーチザクラウン(牡、栗東・橋口弘次郎厩舎)
が優勝。
上がり3ハロン34秒6で後続を完封しました。
尚、このレースで鞍上の安藤勝己は
JRA通算900勝を達成しました。
2.ジャパンカップダート
まずは上位人気馬をご紹介します。
1番人気はヴァ―ミリアン。
国内ではG1(Jpn1)6連勝中。
ドバイでの惨敗後、最初のレースとなった
JBCクラシックも快勝しています。
2番人気は3歳馬サクセスブロッケン。
JBCクラシックではヴァ―ミリアンとクビ差。
成長度でこの差が逆転できるのか、
注目されました。
3番人気は米国帰りのカジノドライヴ。
ピーターパンS優勝の実績が光ります。
日本では新馬戦以来のレースとなりました。
海外からはフロストジャイアント、ティンカップチャリスの
2頭が出走。
マストトラックは残念ながら出走取消となりました。
レースは道中、馬群の内で脚を貯めたカネヒキリが
直線で抜け出して優勝。
一度は頂点を極めながらも
2度の屈腱炎、そして手術を乗り越え、
前走の武蔵野Sで戦線に戻ってきた馬が
見事な復活劇を見せてくれました。
鞍上のクリストフ・ルメールは
リトルアマポーラで制したエリザベス女王杯に続いて
この秋、G1・2勝目。
短期免許で来日してくる外国人騎手の勢いは
このレースでも続いていました。
3.ワールドスーパージョッキーズシリーズ(WSJS)
前日、2戦を終えた時点でのトップは
小牧太(JRA)でした。
まずは今年の海外からの招待騎手を
ご紹介しましょう。
エドガー・プラード(アメリカ)
クレイグ・ウイリアムズ(オーストラリア)
アンドレアシュ・シュタルケ(ドイツ)
イオリッツ・メンディザバル(フランス)
ダグラス・ホワイト(香港)
アラン・ガルシア(アメリカ)
ジョン・ムルタ(アイルランド)
ブレイク・シン(オーストラリア)
(追記)
そして今年も地方競馬から名手参戦です。
スーパージョッキーズトライアル(SJT)を
優勝した菅原勲(岩手)が参戦しました。
(追記ここまで)
第3戦ゴールデンブーツTは
スペルバインドに騎乗の
菅原勲(岩手)が優勝しました。
第4戦ゴールデンホイップTは
クラウンプリンセスに騎乗の
ダグラス・ホワイト(香港)が優勝しました。
(写真追加しました)
シリーズ優勝は
45ポイントを獲得したイオリッツ・メンディザバル(仏国)。
閉会式は今年も恒例のシャンパンファイトが行われ、
盛大な盛り上がりを見せました。
(追記)
総合成績はこちらをご覧ください。
(追記ここまで)
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