（レポート）日本テレビ盃（船橋）現地レポート（2009.9.26）

９月２３日（水・祝）　船橋競馬場





このシルバーウィークの間、
首都圏は好天が続きました。
この日の船橋競馬場も青空の下で行われました。
馬場状態はもちろん良馬場です。




今回も日本テレビ盃にあわせて、
「ＳＹＵＮ－ＭＥ　Ｖｏｌ．５」が
船橋競馬を愛する１００人の会より発行、配布されました。
７月１６日（木）に行われた
「能力調教試験＆バックヤードツアー」のレポートの他、
フリオーソの特集、
今年６０００勝を達成した石崎隆之（船橋）へのインタビューなどが
掲載されています。
佐藤裕太（船橋）の「ラーメン紀行！」は
おなじみの連載になりつつあるようです。

場内もダートグレードレース当日らしく
非常に賑やかでした。





 



かしわ記念以来となる「世界の屋台村」の他、
Ｆｕｎａ１ナビゲーターによる予想イベント、
そして２年ぶりに復活したベストドレッサーコンテストなど、
多くの人がレース以外にも楽しめた１日となったのでは
ないでしょうか。






この日は日本テレビ盃以外にも交流戦が１鞍。
９Ｒの中央５００万下との交流戦、
ファビィビット特別を制したのは、
地元・船橋のアドマイヤロマネ。
２着に３馬身差の快勝でした。

レース結果（ＮＡＲ公式サイトより）


それではメインレース、
日本テレビ盃の上位人気馬を紹介します。




１番人気はフェラーリピサ（ＪＲＡ）。
かしわ記念（３着）以来の実戦ですが、
鉄砲実績があり、高い評価を集めました。




２番人気はマコトスパルビエロ（ＪＲＡ）。
前走、マーキュリーカップでは
スマートファルコンを破る大金星。
その勢いに注目が集まりました。




３番人気は昨年の覇者、ボンネビルレコード（ＪＲＡ）。
今回もこの馬を最もよく理解している
的場文男（大井）が手綱を取ります。






劣勢の地方勢では
トップサバトン（船橋）が５番人気、
クレイアートビュン（大井）が６番人気に支持されました。




 

マコトスパルビエロがマーキュリーカップ同様、
ハナを切るのでは？という見方もあったこのレース。
しかし、ハナに立ったのはフサイチギガダイヤ（船橋）でした。
２番手にフェラーリピサが続き、
マコトスパルビエロは３番手からのレースとなりました。





   





向正面でフェラーリピサがフサイチギガダイヤを交わして
先頭に立ち、
３～４コーナー、そして直線へと粘り込みを図ります。
しかし、そのフェラーリピサに並びかけ、
ゴール前で交わしたのがマコトスパルビエロ。
そのまま先頭でゴールに入り、重賞連勝となりました。
２着にフェラーリピサ。
３着には先に動いたトップサバトンを直線で交わした
ボンネビルレコードが入りました。

レース結果（ＮＡＲ公式サイトより）










後続を完封した前走と違い、
番手からの競馬で勝利を挙げた今回、
陣営にとっては大きな収穫となったレースではないでしょうか。
この日本テレビ盃は「Ｒｏａｄ　ｔｏ　ＪＢＣ」。
ＪＢＣクラシックの出走権を獲得したマコトスパルビエロですが、
土古ではハナに立つのか？番手に控えるのか？
レースのカギを握りそうです。