(レポート)スプリント(笠松)現地レポート(2010.10.19)
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2010年10月15日(金) 笠松競馬場
10月ですが、
この日の笠松競馬場は汗ばむような陽気でした。
のどかな風景が広がるこの競馬場は、
好天に恵まれると
このほのぼのした雰囲気が楽しく思えてきます。
馬場状態は良馬場でした。
この日の笠松競馬場は2歳馬戦はありませんでしたが、
メインレース以外にも
注目すべきレースがいくつかありました。
そのレースの勝ち馬をご紹介します。
6Rのスタリオンシリーズ・ミホノブルボン賞は
好スタートからレースの主導権を握ったマルヨチャイナ(笠松)が
逃げ切り勝ち。
この馬は盛岡競馬場で行われた芝コースの重賞、
オパールカップで2着に入った実績があります。
このレースでは春シーズンにエレーヌとともに
全国に遠征し、
留守杯日高賞、ル・プランタン賞で3着に入った
プティフルリール(笠松)も出走していましたが、
7着同着に敗れました。
レース結果(NAR公式サイトより)
続く7Rのサラ系A2絵馬特別は
ドリームプレイ(笠松)が優勝。
このレースには南関東・船橋在籍時に
2008年の報知グランプリカップ2着、
昨年の川崎マイラーズ3着のアートルマン(笠松)が出走していました。
南関東時代の戦績を考えれば上位の存在の筈ですが、
シンガリ7着に敗れました。
笠松の水が合わないのか、
本来の調子になかなか戻らないようです。
レース結果(NAR公式サイトより)
この日の笠松競馬場では
同じ日に荒尾競馬場で行われた
荒尾9R九州記念(KJ3)と荒尾11Rトルマリン特選の2レースを
場外発売していました。
九州記念の時は笠松のレース発走時刻を
1レース分空けて
場内モニターではパドックの模様を放映。
トルマリン特選も
笠松の最終レース後、
パドックからレースまでを一連の流れを
場内モニターで放送。
来場したファンもこうした流れを十分に把握しており、
荒尾のレースも自場のレースと同様の感覚で楽しんでいるように思えました。
こうした連携がもっと広範囲に
全国各地で行われるようだといいのですが・・・。
この日のメインレースは
北陸・東海・近畿・中国地区交流の
スプリント(SP3)。
上位人気馬をご紹介します。
1番人気はカモンネイチャ(愛知)。
前走のくろゆり賞を制して3連勝中。
愛知所属馬ですが、
笠松のコースを得意としています。
2番人気は兵庫から参戦のJpn1馬・イイデケンシン。
笠松では昨年の笠松グランプリを制しています。
今回は今年2月以来の実戦となります。
実績は認めつつ、でも不安が・・・、
という戦前の評価でした。
3番人気はエバーアップワード(愛知)。
JRA1000万下から移籍後は
掲示板を外さない堅実な競馬が続いています。
笠松はまだ中央馬だった今年4月に交流戦を勝って以来の
参戦となります。
レースはスリーフォートラン(愛知)がハナに立ち、
イイデケンシンが2番手に付ける形となりました。
その直後に岡部誠(愛知)に乗り代わった
エーシンアクセラン(笠松)が続き、
カモンネイチャは中団から、
エバーアップワードは後方2番手からレースを進めます。
レースが動いたのは3コーナーを過ぎてからでした。
イイデケンシンがスリーフォートランを交わして先頭に。
そのイイデケンシンに外からエーシンアクセランが迫ります。
木村健と岡部誠という、
兵庫と名古屋のトップジョッキーが火花を散らした瞬間でした。
しかし直線に入るとイイデケンシンが地力の違いを見せつけて
再びエーシンアクセランを突き放します。
その差は広がり、
1馬身1/2差をつけて先頭でゴール板を駆け抜けました。
2着にエーシンアクセラン、
3着にトーセンマエストロ(笠松が入り、
カモンネイチャは4着、エバーアップワード(愛知)は5着に
それぞれ敗れました。
レース結果(NAR公式サイトより)
※優勝騎手インタビューを動画撮影しました。
(一部音声が聞き取りにくい部分があります。
ご了承ください。)
7ヶ月半ぶりの実戦の為、
不安の声も聞かれた今回ですが、
終わってみればさすが2007年の全日本2歳優駿優勝馬。
Jpn1馬の貫禄を見せつけられた形となりました。
この2日前、
園田の姫山菊花賞を笠松のマルヨフェニックスが優勝しましたが、
この笠松の重賞ではその逆の形となりました。
マルヨフェニックスが園田のコースを得意とするのと同様、
イイデケンシンも笠松のコースが合っているようです。
このあたりは交流戦の面白いところと言えるのかもしれません。
10月ですが、
この日の笠松競馬場は汗ばむような陽気でした。
のどかな風景が広がるこの競馬場は、
好天に恵まれると
このほのぼのした雰囲気が楽しく思えてきます。
馬場状態は良馬場でした。
この日の笠松競馬場は2歳馬戦はありませんでしたが、
メインレース以外にも
注目すべきレースがいくつかありました。
そのレースの勝ち馬をご紹介します。
6Rのスタリオンシリーズ・ミホノブルボン賞は
好スタートからレースの主導権を握ったマルヨチャイナ(笠松)が
逃げ切り勝ち。
この馬は盛岡競馬場で行われた芝コースの重賞、
オパールカップで2着に入った実績があります。
このレースでは春シーズンにエレーヌとともに
全国に遠征し、
留守杯日高賞、ル・プランタン賞で3着に入った
プティフルリール(笠松)も出走していましたが、
7着同着に敗れました。
レース結果(NAR公式サイトより)
続く7Rのサラ系A2絵馬特別は
ドリームプレイ(笠松)が優勝。
このレースには南関東・船橋在籍時に
2008年の報知グランプリカップ2着、
昨年の川崎マイラーズ3着のアートルマン(笠松)が出走していました。
南関東時代の戦績を考えれば上位の存在の筈ですが、
シンガリ7着に敗れました。
笠松の水が合わないのか、
本来の調子になかなか戻らないようです。
レース結果(NAR公式サイトより)
この日の笠松競馬場では
同じ日に荒尾競馬場で行われた
荒尾9R九州記念(KJ3)と荒尾11Rトルマリン特選の2レースを
場外発売していました。
九州記念の時は笠松のレース発走時刻を
1レース分空けて
場内モニターではパドックの模様を放映。
トルマリン特選も
笠松の最終レース後、
パドックからレースまでを一連の流れを
場内モニターで放送。
来場したファンもこうした流れを十分に把握しており、
荒尾のレースも自場のレースと同様の感覚で楽しんでいるように思えました。
こうした連携がもっと広範囲に
全国各地で行われるようだといいのですが・・・。
この日のメインレースは
北陸・東海・近畿・中国地区交流の
スプリント(SP3)。
上位人気馬をご紹介します。
1番人気はカモンネイチャ(愛知)。
前走のくろゆり賞を制して3連勝中。
愛知所属馬ですが、
笠松のコースを得意としています。
2番人気は兵庫から参戦のJpn1馬・イイデケンシン。
笠松では昨年の笠松グランプリを制しています。
今回は今年2月以来の実戦となります。
実績は認めつつ、でも不安が・・・、
という戦前の評価でした。
3番人気はエバーアップワード(愛知)。
JRA1000万下から移籍後は
掲示板を外さない堅実な競馬が続いています。
笠松はまだ中央馬だった今年4月に交流戦を勝って以来の
参戦となります。
レースはスリーフォートラン(愛知)がハナに立ち、
イイデケンシンが2番手に付ける形となりました。
その直後に岡部誠(愛知)に乗り代わった
エーシンアクセラン(笠松)が続き、
カモンネイチャは中団から、
エバーアップワードは後方2番手からレースを進めます。
レースが動いたのは3コーナーを過ぎてからでした。
イイデケンシンがスリーフォートランを交わして先頭に。
そのイイデケンシンに外からエーシンアクセランが迫ります。
木村健と岡部誠という、
兵庫と名古屋のトップジョッキーが火花を散らした瞬間でした。
しかし直線に入るとイイデケンシンが地力の違いを見せつけて
再びエーシンアクセランを突き放します。
その差は広がり、
1馬身1/2差をつけて先頭でゴール板を駆け抜けました。
2着にエーシンアクセラン、
3着にトーセンマエストロ(笠松が入り、
カモンネイチャは4着、エバーアップワード(愛知)は5着に
それぞれ敗れました。
レース結果(NAR公式サイトより)
※優勝騎手インタビューを動画撮影しました。
(一部音声が聞き取りにくい部分があります。
ご了承ください。)
7ヶ月半ぶりの実戦の為、
不安の声も聞かれた今回ですが、
終わってみればさすが2007年の全日本2歳優駿優勝馬。
Jpn1馬の貫禄を見せつけられた形となりました。
この2日前、
園田の姫山菊花賞を笠松のマルヨフェニックスが優勝しましたが、
この笠松の重賞ではその逆の形となりました。
マルヨフェニックスが園田のコースを得意とするのと同様、
イイデケンシンも笠松のコースが合っているようです。
このあたりは交流戦の面白いところと言えるのかもしれません。
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