（レポート）ジャパンカップ出走外国馬公開調教レポート（2010.11.26）

２０１０年１１月２５日（木）東京競馬場



まだ木曜日ですが、
競馬場の外には既に場所取り用のシートが見られます。
府中では今年最後の大一番が迫ってきました。








午前７時に東門のみが開門。
１１月下旬だけあって、
東京競馬場も朝方はかなり冷え込みました。
白い息を見せながら、
地下馬道から外国馬達がその姿を表します。
その外国馬たちを多数の報道陣が待ち構えていました。




公開調教に駆け付けたファンには、
カラー写真入りの調教ゼッケン表が配布されました。

それでは各馬の調教を写真でご紹介します。

※調教内容・タイムはＪＲＡ公式サイト記載のもの
馬場状態は芝・良、ダート・稍重


ジョシュアツリー（アイルランド）





ダートコースで常歩１／２周、速歩４００メートル、キャンター３／４周、常歩、
強めのキャンター３／４周
（ダート５Ｆ：７１秒２－５５秒９－４１秒１－１３秒４）


ダンディーノ（イギリス）





芝コースにて速歩６００メートル、常歩、速歩１／４周、
キャンター３／４周、速歩３／４周


フィフティープルーフ（カナダ）





芝コースにて常歩３００メートル、キャンター１周
（芝５Ｆ：６８秒９－５４秒３－４０秒７－１３秒０）


シリュスデゼーグル（フランス）





ダートコースにて速歩４００メートル、ギャロップ１２００メートル
（ダート６Ｆ：８６秒２－７０秒９－５６秒７－４２秒２－１３秒３）



マリヌス（フランス）





ダートコースにて速歩４００メートル、ギャロップ１２００メートル
（ダート６Ｆ：８４秒１－６８秒０－５５秒１－４０秒０－１２秒９）


モアズウェルズ（フランス）





ダートコースにて常歩１／２周、速歩１周、キャンター３／４周、下見所、
装鞍所をスクーリング

ヴォワライシ（イタリア）、ティモス（フランス）の２頭は
千葉県白井市のＪＲＡ競馬学校での調教だったため、
この公開調教には姿を見せていませんでした。


ジャパンカップ（GI）外国馬情報－調教状況・関係者コメント－（ＪＲＡ公式サイト）






 

 

この日、集まったファンを驚かせたのは、
エリザベス女王杯を制したスノーフェアリーが
馬場に姿を見せたこと。
ジャパンカップは回避となりましたが、
香港での次走に向けての調整が行われていました。
この日は常歩・速歩・キャンターで芝コースを２周。
決戦はまだ先ということもあって、
陣営には余裕の表情が見られ、
馬も元気そうな様子でした。




 

全ての馬が馬場を出た後、
オリビエ・ペリエなどが
馬場状態をチェックする姿がありました。
劣勢が伝えられる海外からの参戦組ですが、
こうした名手たちと未知数の部分も多い外国馬のコンビは
怖い部分もあります。
今年で３０回目を迎えるジャパンカップ（Ｇ１・芝２４００メートル）は
２８日（日）東京１０Ｒ（１５時２０分発走）に行われます。