今年も北から来年の南関東クラシック戦線を目指すスター候補生がやって来た！！道営から移籍後初戦のトロヴァオがハイセイコー記念（大井）を制す（2015.10.15）

１４日（水）の大井１１Ｒハイセイコー記念（Ｓ２）は
ラクテ（大井、１番人気）が好スタートからハナへ。
フォクスホール（浦和、１３番人気）、グランユニヴェール（大井、２番人気）、
トロヴァオ（大井、３番人気）、
ワールドプリンス（浦和、６番人気）などが続く形で、
１コーナー、２コーナーから向正面へ。

向正面でラクテとフォクスホールがほぼ並ぶ形となり、
この２頭をグランユニヴェールが少し離れて見ている、という展開に。
前の２頭は並んだまま、内回りコースの３コーナーへ。
２頭はお互いに全く譲ることなく、
４コーナーから最後の直線での攻防に入る。

２頭による叩き合いは残り２００メートルのハロン棒を過ぎても続いたが、
２頭の外からグランユニヴェールとトロヴァオが迫ってくる。
この４頭の中で脚色が最も良いのはトロヴァオだった。
最後は決め手比べを制する形でトロヴァオが先頭でゴール。
２着以下はグランユニヴェール、フォクスホール、ラクテの順となった。
トロヴァオの勝ちタイムは
１分４１秒２（ダート１６００メートル、馬場状態は良）。

勝ったトロヴァオはカネヒキリ産駒の２歳牡馬。
７月に道営・ホッカイドウ競馬でデビュー。
道営での通算成績は３戦１勝２着２回。
２着に敗れた２戦はいずれも
１３日（火）のサンライズカップ（門別）を制したタービランスに敗れている。
今回は南関東・大井に移籍してから最初のレースで、
通算２勝目が初の重賞タイトル獲得となった。

同馬の半兄トルバドゥールは今年２月のだるま夕日賞（高知）で２着に入っている。


レース結果（ＮＡＲ公式サイトより）