５８キロを克服！！グランプリブラッドが瑞穂賞（門別）を制す（2015.10.15）

１４日（水）の門別１２Ｒ瑞穂賞（Ｈ２）は４頭が横一線で１コーナーへ。
その４頭とは内側からビービーレジェンド（２番人気）、
ヘブンズゲート（９番人気）、ニシノファイター（６番人気）、
オヤコダカ（４番人気）だった。
この４頭からニシノファイターが抜け出す形で２コーナーから向正面へ。
ニシノファイターの直後にはオヤコダカとヘブンズゲートが続く。

ニシノファイター、オヤコダカ、ヘブンズゲートの順番のまま、
レースは３コーナーへ。
ラチ沿いからスルスルとアートサハラ（８番人気）が３番手に浮上し、
外からはビービーレジェンドも進出してくる。
４コーナーでは内から
アートサハラ、ニシノファイター、オヤコダカの３頭が並ぶ形となり、
４コーナーから最後の直線へ。

最後の直線で抜け出したオヤコダカに、
外から昨年の覇者ウルトラカイザー（１番人気）が迫る。
さらにオヤコダカの内側からは
５８キロを背負ったグランプリブラッド（３番人気）が伸びてきた。
最後はオヤコダカ、ウルトラカイザー、グランプリブラッドによる決め手比べに。
抜け出したのは内側のグランプリブラッドだった。
グランプリブラッドは外の２頭に１馬身差をつけて先頭でゴール板を通過した。
勝ちタイムは１分５５秒７（ダート１８００メートル、馬場状態は稍重）。
２着争いはクビ差でオヤコダカが制し、ウルトラカイザーは３着となった。
ビービーレジェンドはまだこの相手に通用する実力はない、
ということなのだろう。
７着という結果に終わった。

勝ったグランプリブラッドはディープインパクト産駒の６歳牡馬。
７月の星雲賞に続き、２つ目の重賞タイトルを獲得した。
ＪＲＡ時代から通算しての勝ち星は７となる。
今回は５８キロを克服しての勝利で、
来月の道営記念でも有力視されることになりそうだ。


レース結果（ＮＡＲ公式サイトより）