木村健騎手（兵庫）は２日連続での重賞勝利！！エーシンクリアーが姫山菊花賞（園田）を制す（2015.10.17）

１６日（金）の園田１０Ｒ姫山菊花賞は
ダイナミックグロウ（兵庫、３番人気）と
ヒカルカミヒコーキ（金沢、６番人気）の２頭が並んでハナへ。
エーシンサルサ（兵庫、２番人気）、
タガノバロット（兵庫、１１番人気）、エーシンクリアー（兵庫、１番人気）などが
続く形で、１周目の３コーナー、４コーナー、そして正面スタンド前へ。
ダイナミックグロウとヒカルカミヒコーキのハナ争いは正面スタンド前を過ぎ、
１コーナー、そして２コーナーに差し掛かっても続いている。

ハナ争いにようやく決着がついたのは向正面に入ってから。
園田は向正面に入ると急に流れが速くなる。
その向正面の半ばで、ヒカルカミヒコーキがダイナミックグロウを振り切り、
単独で先頭に立って３コーナーへ。
そのヒカルカミヒコーキをエーシンクリアーが追いかける。
エーシンクリアーは４コーナーの手前でヒカルカミヒコーキに体半分まで迫り、
４コーナーから最後の直線へ。

最後の直線に入ったところで、
懸命に粘るヒカルカミヒコーキをエーシンクリアーが外から交わして先頭に。
その差は徐々に広がっていく。
最後はエーシンクリアーが２着馬以下に２馬身１／２差をつけて、
先頭でゴール板を通過した。
勝ちタイムは１分５２秒０（ダート１７００メートル、馬場状態は良）。
２着争いは粘り込むヒカルカミヒコーキに、
エーシンサルサ、メイショウヨウコウ（兵庫、４番人気）、
タッチデュール（笠松、９番人気）が並びかけ、
この４頭が横一線で入線し、大接戦となったが、
何とかヒカルカミヒコーキが２着を死守。
３着以下はエーシンサルサ、メイショウヨウコウ、タッチデュールの順となった。
ヒカルカミヒコーキに道中で競り負けたダイナミックグロウは６着に敗れた。

勝ったエーシンクリアーはエイシンサンディ産駒の５歳牡馬。
２０１２年の兵庫若駒賞、園田ジュニアカップ、
２０１３年の岐阜金賞、
昨年と今年のはがくれ大賞典に続き、６つ目の重賞タイトル獲得となった。
通算では１３勝目。
鞍上の木村健騎手（兵庫）は
前日の１５日（木）にバズーカで岐阜金賞を制しており、
２日連続での重賞勝利となった。


レース結果（ＮＡＲ公式サイトより）