金沢で初のタイトルを獲得！！マイネルバイカが白山大賞典（金沢）を制す（2015.10.7）

６日（火）の金沢１０R白山大賞典（Jpn３）で好スタートを決めたのは
地元・金沢のジャングルスマイル（７番人気）だったが、
大方の予想通り、エーシンモアオバー（ＪＲＡ、２番人気）が
内側からハナを奪う形に。
スギノハルバード（ＪＲＡ、５番人気）、マイネルバイカ（ＪＲＡ、４番人気）、
ソロル（ＪＲＡ、１番人気）が続く展開となり、
レースは１周目の３コーナー、４コーナー、そして正面スタンド前へ。
正面スタンド前でスギノハルバードとソロルが
エーシンモアオバーに並びかけるような形となり、この３頭が並んで１コーナーへ。
３頭の直後をマイネルバイカが追走し、
さらにソリタリーキング（ＪＲＡ、３番人気）も浮上。
一方でジャングルスマイルがポジションを下げたため、
ＪＲＡ勢５頭が前を独占する形となった。

レースは２コーナーから向正面へ。
エーシンモアオバーはスギノハルバードとソロルを振り切り、
再び単独で先頭に。
代わりにソリタリーキングとマイネルバイカが
エーシンモアオバーを追いかける形で３コーナーへ。
この前の３頭と４番手のソロルとの差が少しずつ広がり始める。
エーシンモアオバー、ソリタリーキング、マイネルバイカの順で
４コーナーを通過し、最後の直線へ。

ラチ沿いを逃げるエーシンモアオバーにソリタリーキングが迫る。
そしてこの２頭の間にマイネルバイカが入ってきた。
３頭の中で脚色が最もいいのはマイネルバイカだった。
マイネルバイカは抜け出して先頭に立つと、
そのまま後続に１馬身１／２差をつけて、先頭でゴール板を通過した。
勝ちタイムは２分１４秒９（ダート２１００メートル、馬場状態は良）。
２着にはエーシンモアオバーが粘り込み、
ソリタリーキングはエーシンモアオバーを捕まえ切れず３着。
ソロルは向正面以降の流れについて行くことができず、
最後はマヤノクレド（愛知、８番人気）にも交わされ、
５着という結果に終わった。

勝ったマイネルバイカはロージズインメイ産駒の６歳牡馬。
これまで重賞では昨年の東海Ｓで３着に入った実績があるが、
タイトルを獲得したのは今回が初めてとなる。
通算では７勝目。
地方競馬で行われるダートグレードレースに参戦したのは
今回が初めてだった。

同馬の半兄ケイアイテンジンは
２０１０年のフェブラリーＳで４着に入っている。


レース結果（ＮＡＲ公式サイトより）