ＪＲＡ　見習騎手の減量期間を５年に延長／オープン競走除外馬の次走優先出走権ルールも変更に（2015.11.19）

ＪＲＡは来年の３月から、
見習騎手における負担重量の減量ルールを変更することになった。
現行では「免許取得後３年未満で勝利度数が１００回以下の騎手」が
対象となっているが、
この対象を「免許取得後５年未満で勝利度数が１００回以下の騎手」に変更し、
減量期間を３年から５年に延長する。
若手騎手の騎乗環境を整備することが目的とのこと。

対象となる騎手は一般戦において、
「▲（３キロ減、勝利度数３０回以下）」
「△（２キロ減、勝利度数３１回以上５０回以下）」
「☆（１キロ減、勝利度数５１回以上）」でそれぞれ騎乗する。


またＪＲＡは、
オープン競走において除外となった馬の次走における優先出走権のルールも
来年から変更する。

現行ではＧ１（Ｊ－Ｇ１）競走において除外となった馬に対しての
次走優先出走権を付与していないが、
来年からはＧ１（Ｊ－Ｇ１）競走だけではなく、全ての重賞競走において、
除外馬の次走優先出走権を付与しないことになった。

また現行では全てのオープン競走において、
出走した競走の次節に行われる競走（連闘となる競走）で
除外となった馬に対しての次走優先出走権を付与していないが、
来年からは出走した競走の次節から４節までに行われる競走で
除外となった馬への次走優先出走権を付与しないことになった。


プレスリリース（ＪＲＡ公式サイトより・ＰＤＦ）