というのは確かにマズかったですね。
26日(金)という提出期限は、
公にはされない口約束程度のものであった可能性もあります。
だとしても、基本的には許される話ではないでしょう。
廃止推進派に叩かれる材料を提供してしてしまった事は確かですね。
一応、書いておかないとつまらない揚げ足取りをする輩が多いもので。
少し前の話になりますが、
9月16日(木)付の日記で、
高崎の調騎会から入手した群馬県競馬組合の
次年度の売上の試算を批判したことをご記憶でしょうか。
高崎本場の売上を今年度の6割程度しか見込んでいない、
あの試算表です。
あの件について色々ご指摘がありました。
・行政というものは最悪の事態を想定して数字を出すものだ。
・パチンコを含めた競合する公営ギャンブルを考慮して、
割り引いた数字を出す必要がある。
確かにおっしゃる通りでしょう。
しかし「最悪の事態」をどう想定するのか、
というのは結局は程度問題でしかありません。
競合対策の割引率をどの辺りに設定するのか、というのも同じ話。
高崎は6割と見ましたが、
見方によっては5割またはそれ以下だとしても
「最悪の事態」だと言い切ることは可能です。
ライブドアが黒字化の根拠となる「数字」を示していない、
という批判がありますが、
そんなモン、どんな数字を出したって、
「見通しが甘い」と言ってポイ!というのも出来ない話ではない。
「数字」というものは「具体性」「客観性」を持つと思われがちですが、
所詮は作る人間たちの思惑を反映させることができるもの。
にも関わらず、独り歩きしますから、
政治的な利用価値だけは高い、という厄介な代物です。
更に言えば皆、その「最悪の事態」を避けるべく、
様々な努力をするのが当たり前。
現場のモチベーション次第では大きく変化するものである筈です。
「数字、数字・・・」と言っている人たちは、
「数字」の持つこうした性質を理解できているのか、どうか。
第一、そんなに「数字」が大事なら、
タイム指数などの指数系の予想はもっと当たっていいんじゃないの?
もっともあの高崎の試算なら「西田式」とか
市丸博司さんの「タイムフィルター」の方がはるかに精度が高いか(笑)。
なんて、書いてたらクレームが来るかもしれませんね。
失礼しました。