夜の更新です。
申し訳ありません。
早速、帯広での写真を2枚ほどご紹介。
もしまだばんえい記念のレース映像をご覧ではないという方は
是非ともオッズパークのオンデマンドでひとつ。
この陸上自衛隊の人たちによるファンファーレも入っていますが、
とにかく「素晴らしい」の一言に尽きます。
10数年前、JRAのG1のファンファーレを生で聞いて感じた、
独特の緊張感を思い出しました。
23日(日)は朝6時に目覚めて青ざめつつ、
サイトの更新。
その後、朝食。
今回はツアーを手配していたので、
いつもよりもホテルのグレードも高め。
当然、朝食も豪華ということでつい食べ過ぎ・・・(苦笑)。
10時のチェックアウトぎりぎりの時間に、
サイト更新作業を終え、
チェックアウト後は駅のコインロッカーに荷物を預けて、
歩いて競馬場へ。
食べ過ぎたので、少し運動せねば、
という意味もあったのですが・・・(笑)。
たまたま見たある占いによると、
この日の私は
「いい意味でも、悪い意味でも、
浮き沈みが激しい1日」
とのこと。
当たっていたなあ・・・、馬券に関しては。
前半は好調も、
途中で全く当たらなくなり、
でも最終レースで何とかプラス収支、という1日でしたから。
馬券以外のことに関して言えば、
この日だけに限らず、
帯広にいる間はずっと浮き沈みが激しかったような・・・。
物凄く嬉しいことがあったかと思えば、
うまくいかなくて悩まされたり、落ち込んだり、
を繰り返してみたり・・・。
そんな状況下で第40回ばんえい記念を見たのですが、
率直な印象を一言。
「生で見て良かった。来年も見なきゃ・・。」
出走馬たちの懸命な姿に「感動した」、
とか「勇気をもらった」とか、
そんなカッコイイ話ではありません。
確かにレース中、
何度かウルウルとしてしまいましたが・・・。
「心を打たれた」というのとは少し違いますが、
「言葉に出来ない何か」が自分の中に残ったような・・・。
レースが終わってから丸1日以上経って、
このPCの前にいるのですが、
未だにこの「言葉に出来ない何か」を
どう表現していいのか、迷っています。
「感動」という言葉でも足りない、というか、
少し違うような・・・。
でも強烈な「何か」が自分の中に残ったような・・・。
昨年もばんえい記念は生で見ましたが、
その昨年には感じる事ができなかった「何か」が
未だに頭から離れません。
うまく説明できない「何か」ですが、
それでもその心の中を無理やり書いてみると・・・。
今回、2回目のブロガー盃の幹事を引き受けたのですが、
実は引き受ける課程で色々ありまして、
急遽、ピンチヒッター的な感じで自分に回ってきた「幹事」
という役割でした。
引き受けた以上は前向きに務めてきたつもりでしたが、
どうしても断ち切ることが出来ないモヤモヤがあって、
そのモヤモヤを引きずったまま、
帯広入りしてしまった感がありました。
その「モヤモヤ」についてはここでは書きません。
でもその立場で帯広にいた自分、
そして「ブロガー盃」とは無関係に、
目の前の「ばんえい競馬」を「WEEKEND DREAM」で
紹介しようとしている自分、
そして久しぶりに会った人たち、
会って交わした会話、
その一つ一つに嬉しさを覚えたり、
反対に絶望感に襲われたり・・・。
そんな事の繰り返しがあった中で
あのばんえい記念を見たが故に、
言葉に出来ない「何か」が異様に大きなものになってしまったような・・・。
来年、帯広でまたばんえい記念を見る時、
自分はどんな立場になっているのだろうか?
もしかしたらサイト管理人でも、
ブロガーでもなくなっているかもしれない。
競馬なんかやっていられる身分では
なくなっているかもしれません。
それでもこのレースだけは来年も見なければいけないような、
這ってでも帯広にいかなければならないような、
何かそんな気分です。
それは「ばんえい記念」というレースが素晴らしいから、
とか「ばんえい競馬」が面白いから、
という理由とも少し違います。
でも何かそんな特別な感情がこみ上げてくるような「何か」・・・。
一つだけ、間違いないのは、
私が現在、何もかもうまくいかない「負け組」だからこそ
感じる「何か」であるということ。
その「何か」が理解出来る時、
自分が果たして「勝ち組」に回ることが出来るのか?
と言われると、それもよく分からないのですが・・・。
抽象的な話、意味不明な話で申し訳ありません。
でも無性に来年のばんえい記念が
既に待ち遠しくなっている自分がいます。
実体の分からない、実は何もないかもしれない「何か」を
追い求めるかのように・・・。
競馬を見て、こんな気分になったのは、
これが初めてかもしれません。