昨日16日(水)にツイッターでもお知らせしましたが、
「まぐまぐ」さんから連絡がありまして、
3月分のメルマガ料金につきましては
読者の皆さんから課金しないことが決定しました。
15日(火)に「まぐまぐ」さんが応じない場合でも
私菅野から個人的に返金する、
というご連絡をメルマガでしておりましたが、
「まぐまぐ」さんで対応してくださることになりました。
心より感謝申し上げます。
本日も2本ほどメルマガを発行する予定です。
昨年、会社を辞めて以来、
自宅で作業をする時は
ラジオのスイッチを入れていることが多くなりました。
でも地震直後は一時期、
ラジオを聴くのを止めて、テレビを見ていました。
大切な情報を色々入手しなければいけない時に、
音楽などを聴く気分にはなれなかったからです。
でもテレビが伝える情報から受ける衝撃や
記者会見時の記者たちの高圧的な態度に耐えられなくなり、
またラジオを聴く生活に戻ることになりました。
私の自宅は「計画停電」の対象外にありますが、
昼間は節電に協力すべく、
部屋の照明を消しています。
それほど陽当りの良い部屋ではありませんので、
昼間でも部屋の電気を消すとPC作業をするには少々辛い暗さです。
(被災地の方には怒られるかも・・・ 申し訳ありません)
部屋が暗くなると気分もどうしてもネガティヴになってきます。
そんな暗い部屋の中では
ラジオから流れてくる音楽が心を癒してくれるものになることを
実感しています。
以前からよく聴いている番組の一つに
J-WAVEのGROOVE LINE Z(グルーヴ・ライン・ゼット)という
番組があります。
GROOVE LINE Z(グルーヴ・ライン・ゼット)(J-WAVE)
英語が堪能なパーソナリティーによる
音楽番組が多いJ-WAVEにおいて、
ピストン西沢さんの毒舌混じりのトークが展開されるこの番組は
やや異色の存在です。
地震後の番組はさすがにその毒舌も薄まり、
災害時に役立つ話が増えていましたが、
それでもそんな真剣な話の中にも
ピストン西沢さんの「こんな時でも笑いは必要だ」という考えの下、
災害情報に下ネタまでを含めたジョークが時折入る番組が続けられています。
16日(水)の放送でこんな事がありました。
こうしたピストン西沢さんが災害に関する話をしつつも
話題が脱線していつものジョークに移った時、
アシスタントの有宗麻莉子さんが急に泣き出したのです。
「だってこんな時に、ピストンさんって強いんだモン・・・」
家にいてもテレビでは悲しい災害報道が続き、
その情報は仕事場のラジオ局でも耳に入ってくる。
彼女はそんな状況に耐えながら
14日(月)・15日(火)と番組を続けていましたが、
この日、とうとう耐えられなくなってしまったのだとか。
そんな状況下でもいつものテンションを保とうとする
ピストン西沢さんの気丈さに、
感激してしまったのだとか。
ピストン西沢さんのトークは
見方によってはこの状況下では「不謹慎」かもしれません。
地震がない時でもJ-WAVEではかなり異色ですし、
話の内容によっては「不謹慎」に思える人もいるでしょう。
でもプロとしてそのテンションを維持する彼の姿に
感動を憶える人もいるに違いありません。
私も懸命に「日常」を保とうとするこの番組に
ある種の安らぎを感じています。
前日付の日記で私はメルマガを再開することについて、
-それで「不謹慎」だと思われるのだとしたら、
自分自身が「不謹慎」な存在なのだから仕方がない、
と思うことにします。-
と書きました。
私は今回の地震がなかったとしても
「ギャンブルに関する情報を発信している人間」ですので、
社会全体からみれば「不謹慎」な人間です。
それどころか「競馬」というジャンルにおいても
一部から煙たがられている「不謹慎」な人間です。
でもどうせそんな奴なのですから、
この状況下である程度の「不謹慎」について
いちいち気にしていてもきっと「何を今さら」な話なのかもしれません。
でもその「不謹慎」を楽しんでくれる方もいるのだとしたら、
その「不謹慎」という「日常」をそんな方々にお届けするのは
もしかしたら自分の役割なのかもしれません。
もしこれで「不謹慎」だと批判を受けるのだとしたら、
「私菅野はこの世の中では元々不謹慎な存在ですから」
と答えることにしようと思います。
昔から書いているように、
私は所詮はタダのネットチンピラなのですから。