変な時間に目覚めてしまいました。
正確に言えば、14日(金)の夜に「新・競馬ニュース」を更新した後、
そのまま横になって爆睡してしまい、変な時間に起きてしまっただけなのですが(笑)。
せっかくなので、こんな話でも。
浦和レッズ横断幕問題 サポーターはなぜ「JAPANESE ONLY」を掲げたのか(ハフィントンポスト)
例の浦和レッズサポーターによる騒動ですが、
この話を聞いて思い出したことがあります。
昨年の12月29日(日)、東京大賞典の日でした。
この日、大井の最終レースが終わった後、
大井競馬場から某所のファーストフード店に移動して、
「新・競馬ニュース」の記事を作成していました。
その時の出来事です。
私がPCのキーを叩いていた席の隣に、
30代と思われる男性が数名いました。
作業をしながら、彼らの会話を聞いていたのですが、
どうやらその男性たちはあるJリーグチームのサポーターをしている模様でした。
(浦和レッズではありません)
その会話の内容、
そしてその会話から理解できた「サポーター事情」はこんな感じでした。
・同じチームのサポーターであるが、いくつかの「派閥」のようなものがある。
・ある「派閥」の旗の振り方や声の出し方に不満を持っている。
・自分たちはホームゲームだけではなく、アウェイの試合にも駆け付けており、
全国各地のスタジアムへの「遠征」も数多く経験している。
チームへの「愛」はどの「派閥」とも次元が違う。そんな話を聞きながら、こんな事を思いました。
「競馬でも似たような事を言っている連中がいるよね」
今回、「JAPANESE ONLY」という横断幕を掲げてしまったサポーターですが、
紹介した記事によると、その理由はこういうモノだそうです。
・最近、海外からの観光客が増えて応援の統制が取れなくなっている
・(横断幕を掲げた入り口がある)ゴール裏は『聖域』。自分たちが応援してきた場所競馬でもゴール板前を「聖域」だと思い込んでいる人がいますよね。
東京大賞典当日の大井競馬場にもいましたよ、
L-WINGで喧嘩している連中が。
「サポーターは12人目の選手」という文化を持つ「サッカー」と
そんな文化を持たない「競馬」にそんな共通点があったとは・・・。
「競馬」も「馬券」で一人一人が「戦っている」と考えれば、同じなのかもしれないけど。
「競馬」の場合、厄介なのは、
伝える側が「サポーター」のようなスタンスを強要されるケースがある点です。
報道関係者の中にも、
自分の役割は「サポーター」だと思い込んでしまっている人がいます。
一般ファンの中にも「報道関係者とはそういうもの」と勘違いしている人がいたり・・・。
主催者側がおかしな動きをしたり、対応が怠慢だったりした際に、
しっかりとした指摘が出来る人たちが果たして存在するでしょうか?
浦和レッズ関連の報道を見る限り、少々不安になるのですが。
さすがに競馬場で「JAPANESE ONLY」という横断幕を掲げる馬鹿はいないと思いますが、
府中で外国人騎手に心ない野次を浴びせていた連中を見たことがあるだけに、
少し気になっています。
短期免許で来日する外国人騎手が増え、
そんな外国人騎手の起用を巡る議論が日本人騎手の著書から沸き起こる昨今ですし。
一方で大井競馬場では、
外交関係が良好とは言えない韓国との交流戦も行われているし・・・。
「他の競技で起きた出来事」と思わない方がいいでしょうね。
「競馬」にも、その火種になりそうな要素はたくさんあると思います。