前日付で書いた通リ、23日(火・祝)は船橋競馬場で過ごしました。
現地の様子については現地レポートをアップしておりますので、
基本的にはそちらをご覧ください。
ここでは少し別の視点での話でも。
現地レポートでも触れた通リ、
この日はふなっしー目当ての来場者がいなければ、
ダートグレードレースとしてはかなり寂しい1日になっていた可能性があります。
日本テレビ盃のメンバーも例年と比較してイマイチでしたしね。
でもこの日、ふなっしーを呼んだことが、
「大正解」とも言い切れない訳でして・・・。
この写真をご覧ください。
この日の12Rにおける写真です。
レース中の為、コースでは馬が走っているというのに、
その馬たちをそっちのけで、
スマートフォン等で何かの写真を撮っている人たちがいます。
レンズの先にいるのはふなっしー。
この船橋12Rは「ふなっしー来場記念特別」というレースですから、
プレゼンターのふなっしーが出てくることについては問題ないのですが、
レースはそっちのけでふなっしーばかりに夢中になってしまうというのは・・・。
競馬主催者としては、
この日はふなっしー目当てで来場した人の中から
「次はふなっしーがいなくても競馬場に足を運びたい」という人を
一人でも増やしたい、というのが思惑の筈。
でもこれでは逆効果ですよね。
意味がないです。
ふなっしーが顔を出せばこうなる事は簡単に予測できた筈。
どうしてレースが終わるまでふなっしーを見せないような工夫が出来なかったのだろう?
7月21日(月・祝)の習志野きらっとスプリント当日も
同じようなレース名で競走が行われていますが、
この時はちゃんとレースが終わってからふなっしーが出てきて、
何の問題もなかったのに・・・。
今回の「ふなっしー来場」のように
競馬に興味のない客を集める存在を競馬場に呼ぶという企画には、
色々なご意見があると思います。
もちろん、賛否両論あっていいのですが、
集まった客に競馬への興味を持たせたいのであれば、
その「見せ方」など運営方法については、もっと慎重に考えるべきだと思います。
昨日の船橋のようなやり方では、何の意味もありません。