ぶっ叩くモノ

またしても昼休みの日記となってしまいました。
申し訳ありません。
メルマガで始めた「役に立たない重賞コラム」、
大した労力にはならないと思ったのですが・・・。
あの程度で四苦八苦している自分、を冷静に考えてみると、
落胆を通り越えて、笑えてきますよね。
アホやな、俺。
こんなにダメな奴になっても、
まだネット上でしがみつこうとしてしているのだから・・・。

なんて事を書いておくと、
また某掲示板では色々書き出す輩がいるのだろうね。
まあ、あんな場所で俺の悪口を書く事によって、
ストレスを発散させる事が出来る奴がいるという事は、
私も多少は世の為、人の為になっているということかも。
私がいなくなったら、私をぶっ叩く事で発散できる筈のストレスは
どこへ行くのだろう？
俺って、犯罪抑止効果があるのかも（笑）。

例の亀田興毅の件を見ていても同じ事を感じます。
騒動の直接の原因はあの親子やＴＢＳにあって、
彼らに非があるのかもしれません。
でも、ぶっ叩いている連中の中には、
単にぶっ叩くのに好都合な相手が見つかっただけ、
という輩もいるような・・・。
よく「最初は持ち上げといて、途中で叩き潰す側に回る奴は卑怯だ。
俺なんか、以前からアイツ等を批判していたモンね。」
なんて事をいう人もいますが、こんなのも同類です。
誰か、ぶっ叩く奴を探している事には変わりはないのだから・・・。

「誰かをぶっ叩きたい衝動」は理解できるのですよ。
私にもそんな感情はあるし。
ただ、ちょっと気になるのは、
「コイツを批判しない奴、擁護する奴は非常識」
という空気が充満している点。
自分も一緒になって叩かないと
逆にコチラがぶっ叩かれるのではないか、という怖さがある。
ある種の集団リンチですな。
それって一体どうなのよ？

もっともこのテの「集団リンチ」はいずれみんな飽きちゃうんだよな。
函館でイケナイ事をしちゃった元吉本の芸人も、
欽ちゃん球団も、いつの間にか話題にならなくなっちゃったし。
ホリエモン（人）なんて、歴史上の人物になっちゃったし（笑）。
この親子もあと１～２ヶ月もしたら、
忘れられちゃうのかも。
胡散臭い「美談」で金儲けするのもどうかと思うけど、
人間が潜在的に持つ
「誰かをぶっ叩きたい感情」で金稼ぎをするのもいかがなものか、
と年中ぶっ叩かれ役（笑）の私は最近思っております。