「男」だからこそやって欲しい

今朝のニュースからこの話題を。

藤田伸二　ブログで騎乗停止処分に不満（新・競馬ニュース）

藤田伸二のブログも紹介しておきましょう。

騎乗停止について（藤田伸二の男道）


藤田の主張は理解できますし、
議論すべき部分ではあると思います。
ただ、これは以前武豊が公式サイトやメディア相手に
裁決についての不満を漏らした時にも書いたのですが、
これは公の場で発言する前に、
ＪＲＡに不服申し立てをするべきでしょう。
ちゃんと制度として存在するのですから。

藤田が騎乗停止になるのは２１日（土）だけですから、
この１日のためにそこまでするのは
余計な労力となってしまう可能性は理解できます。
でもそれでもやって欲しいなあ、
色々な意味で「男・藤田」なら。
結局、当事者と直接話が出来る場所以外の
ところで発言しても、
「改善」への道のりは遠いままだと思います。
しかも「素人」だとか罵声を浴びせたりすれば、
ますますその道が閉ざされてしまうのではないかと
思います。

ＪＲＡ公式サイト内のこのページ下部にある、

裁決業務に関する見直しについて（ＪＲＡ公式サイト）

―（１） 偶発的要素（馬の癖や発走直後の躓きなど）を
主因とする走行妨害の制裁を「騎乗停止２日」から
「騎乗停止１日」に変更します。―

について、
騎手に非がない走行妨害について
どうして騎手が処分されねばならないのか？
については私も疑問を持っています。
騎乗停止が「１日」でも変ですよね。
でも藤田がブログで不満を訴えても
何の解決にもならないと思うのですよ。
もし不服申し立てでも効力がなければ、
騎手会を通してＪＲＡに改善要請を出すとか、
もっとそういう形で改善に向けた動きを見せるべきでは
ないでしょうか？
個人的な「不満」、
そして罵声では何も解決しないと私は考えます。