色々気になるせきれい賞

七夕賞の現地レポートを作らなければならないのですが、
どうも疲れてるのか朝起きられない上に
お伝えすべきニュースも多かったりするもので、
時間が足りません。
という訳で先にこちらをアップしました。

（特集）オパ－ルカップ（盛岡）の写真を頂きました（新・競馬ニュース）


岩手競馬ですが、
みちのく大賞典で他地区遠征馬で上位を独占され、
今回のオパールカップでも南関東勢にワン・ツーを許し、
せきれい賞もやはりコスモバルクかなあ・・・、
マーキュリーカップはＪＲＡ勢か・・・、
と地元馬に全然元気が見られない状況を嘆く声が
聞こえてきたりします。
確かに厳しい状況ですね。
トウケイニセイが、メイセイオペラが、
トーホウエンペラーが活躍したあの時代は一体・・・、
という想いを抱く方も多いでしょう。

でもこうして全国の強豪が
盛岡を、水沢を目指してやってくるようになることが
岩手の競馬を面白くするように感じてしまうのは、
私が「他所者」だからなのかなあ？
長い目で見た時にいいことなのか、どうかは、
まだ考えがまとまっていませんが。
ただ、
「北海道でも、九州でも、
（ある意味ＪＲＡでも）どこからでもいらっしゃい！！」
ということが岩手競馬を
「もっとオモシロイことに」する一つの考え方に
なるのでは、という見方はあるように思えます。

気になるのはキングスゾーンにせよ、
エイブルインレースにせよ、
全国区の名前であるにも関わらず、
みちのく大賞典やオパールカップという
「岩手の重賞を制した」という事実が
あまり注目を集めていない感がある点。
岩手のローカル重賞だったからなのかもしれませんが、
このレースをきっかけに「次」を目指す動きというものは、
ダートグレードレースでなくても
もっと注目度を高める努力を、
「岩手」ではなく「全国」のレベルでやらなければ
ならない気がします。
でもその動きがどうも鈍いですよね。

コスモバルクぐらい「超全国区」になれば、
さすがにもっと注目度が上がるかな？
逆にこのせきれい賞が盛り上がらないようだと
「地方競馬が」とか「岩手競馬が」とかいう以前に、
「競馬」そのものの先行きへの不安を感じてしまうような
そんな気がします。

このせきれい賞、私は現地観戦の予定ですが、
大切なのは現地以外から
どの程度注目されるか、のような気がします。
どんな結果になるのか、
その売上も含めて気になるところです。