ポイントは電力・交通機関か

中央競馬の変則３日間開催が
２１日（月・祝）で終了しました。
報道では阪神・小倉競馬場で
かなりの義援金が集まったと聞きます。
こういう話が競馬関係のメディアばかりではなく、
一般メディアでも取り上げられて欲しいと思います。

さて今日２２日（火）も地方競馬では開催があります。
名古屋競馬、園田競馬は本日も開催しています。
一方、関東地区では浦和競馬は中止。
今日も計画停電があるというニュースが流れていますから、
仕方のないところでしょう。

関東の競馬好きにとっては
来週からの大井競馬がどうなるのか？
そして４月以降の中山競馬などＪＲＡの開催がどうなるのか？
が気になるところですが、
ポイントは「電力事情」になるのだろうと思います。
もちろん競馬開催そのもので必要となる電力量の問題もあると思います。
大井や川崎のナイター競馬が果たして受け入れられるか？
今、世間を騒がせているプロ野球・セリーグの話と
共通する部分でしょう。

しかし同時に考えなければならないのは、
最寄り駅までの交通機関が必要とする電力量ではないでしょうか。
首都圏のＪＲ・地下鉄・私鉄はどこも
通常時よりも運転本数が少なくなっています。
輸送力が落ちている時に、
多くの競馬客を輸送するということの意味は考えないといけない筈。
特にＪＲＡは普段から
「マイカーではなく、電車・バスなどの公共交通機関をご利用ください」
というアナウンスをしていますからね。

私のホームグラウンド・東京競馬場で言えば、
京王線が競馬開催日に
新宿から府中競馬正門前駅への直通急行を走らせることが
可能なのか？
という話なのだろうと思います。
電力・鉄道とともに、
「競馬」の早い復旧を望みたい気持ちはありますが、
「競馬」だけではない話もあることを考えなければいけませんからね。