西山オーナーのブログ記事を読んで思ったこと

夜勤明けです。
帰宅後、「新・競馬ニュース」を書いてから
２時間ほど仮眠。
良く寝ました。
って、日記まで書いてから寝るべきですね。
こんな時間になって少し後悔しております。

このブログの記事が色々話題となっております。


勝負服...（西山牧場オーナーの涙気分）


単に馬券を買って見ている側からすると、
馬主服でも、騎手服でも、
レース中に各馬の位置取りが判別出来れば、
どちらも変わりません。
騎手服の方が地方競馬同士の交流戦など
ごく稀なケースを除けば、
「同じレースに同じ勝負服が２頭以上出てこない分、
判り易くていい」という考え方もあります。
一部の地方競馬における下級条件戦のように、
ある特定の馬主さんの所有馬が
複数出走するケースも珍しくない状況では、
馬主服では逆に混乱の原因となる可能性もあります。
口取りにしても
ある事情で人前に出られないケースもあるでしょうし。

それでも西山オーナーの主張は
競馬の世界における「正論」です。
地方競馬の関係者、メディア関係者、ファンの一部の中には、
主にＪＲＡや海外の競馬を主戦場とする競馬関係者や競馬メディア関係者、
またはファンによるこうした「正論」に対し、
「ＪＲＡだとか、海外競馬カブレが、何を好き勝手言ってるんだ！！
地方競馬には地方競馬の流儀があるんだ！！」
という態度を取る人がいます。
こうした連中が地方競馬を遠ざけ、
おかしくしちゃったのではないですか？
地方競馬における新規馬主だとか、
新規ファンの獲得には、
ＪＲＡとは違う有利な材料があると思っています。
それはこれまで全く競馬に興味・関心がない人を「新規」にしなくても、
「ＪＲＡの競馬には興味・関心があり、参加したこともあるけれど、
地方競馬はない」という人を「新規」にすることが出来るという点です。
それを「これが地方競馬の流儀だ！！文句があるなら帰れ！！」
という態度では、
せっかくの「新規」獲得のチャンスを逃してしまうのではないでしょうか？

「地方競馬ファン」でも、「中央競馬ファン」でも、
「海外競馬ファン」でもいいと思います。
でも私は「地方」とか、「中央」とか、「海外」とかの前に、
「競馬ファン」でいたいと思います。
この点は「ファン」の部分が「馬主」に変わったり、
「メディア関係者」に変わったり、
あるいは「関係者」に変わったりしても同じであるべきではないでしょうか？
ダービー当日の東京競馬場の様子からも明らかなように、
この１０年間に地方競馬で起こってきたことは、
中央競馬でも起こりつつあるのですから。