武豊引退後の競馬界を想像する

さて、今朝の「競馬ニュース」からこの話題を。

ウオッカ　ドバイでは武豊が騎乗（ＫＡＮＫＡＮの競馬ニュース）

まあ、ウオッカもダービー以降は
結果が出ていませんでしたからね。
四位が悪いという訳でもないのでしょうが、
「ドバイでの実績」が理由で武豊に乗り代わり、
というのも仕方のないところなのでしょう。

「馬券を買う」立場から考えると、
武豊という騎手は、
「極力買わないようにする」
「買う時は極力人気薄の馬と組み合わせる」
事を考えないと、
あまりおカネにならない存在です。
反発する人もいるとは思いますが、
競馬はギャンブルでもあるのでお許しを。
ただ私には無縁な「馬を持つ」立場の人からすると
「極力乗ってほしい騎手」になるのでしょうね。
「一口」をやっている人を見ていても
「武豊騎乗」はそれだけで嬉しいモノのようで・・・。

でも時々考える事があります。
武豊も今年で３８歳ですよね。
あまりこの人に対して言われることはないですが、
もう「ベテラン」ですよね。
騎手としての「現役期間」は、
恐らく平均的な騎手よりは長いでしょう。
でもいずれは「体力の衰え」が来る筈です。
そうなればいずれば「引退」の日もやってきます。
考えたくはないですが、
「騎手」である以上、「事故」により、
その「引退の日」が突然やってくるかもしれません。
どうなのでしょう、
「ユタカが乗ってくれるとは嬉しいな」という反応ばかりで、
いいのか、どうか？
「武豊」に代わる存在がそろそろ出てこないといけないのでは？
誰になるのでしょうか？
岩田康誠？
でも今週末のように「騎乗停止」が多い人だからなあ。
内田博幸だって今年３７歳。
「次世代」の騎手ではありません。

そう考えるとどうなっちゃうのだろう、将来の競馬界は？
そんな観点から見ても不安になってきますよね。
「アドマイヤ」の近藤利一オーナーが昨年、
武豊を自分の馬に乗せなくなった事で色々話題になりましたが、
当事者の意図するところは別にして、
先々を考えると必要な動きだったのかもしれませんね。
「武豊」のような存在は簡単には出てきませんので、
その点でも余計不安を感じています。

まあ、私みたいなのが心配しても
何の意味もないですが・・・（笑）。