「ジャッジ」の話

ＪＲＡが３０日（火）に発表した
降着・失格のルール（判断基準）の見直しについて、
近日中に改めて書いてみたいと思っていました。

私の基本的な考え方は以前から書いているように、
「野球のアウトorセーフと違い、程度問題なのだから、
裁決結果についての説明を丁寧にやるしかない」
というモノなのですが、
でも昨夜の日本シリーズにおける誤審（と言い切ってもいいですよね）を見る限り、
野球の世界でも「ジャッジ」というモノは簡単ではなさそうです。
昨夜の件については野球に詳しい方から
あのジャッジを下す上での手順・過程における問題点について
教えてもらったのですが、
結局は運用なのかなあ・・・。
「ルール」をしっかりと確立するのも大切ですが。

競馬に話を戻すと、
あのルール変更は
競馬の本質・方向性を変えてしまう危険性があるような気がしています。
「強い馬」「強い勝ち方をした馬」は何をやっても許される、
みたいな方向に進んだりしないモノでしょうか？
そんな話をかつてのメジロマックイーンのケースを元に書こうかな、と思ったのですが、
もしかするとこれも「運用」の問題なのかもしれません。
だとすると、今書いてもあまり意味がなくなってしまうし。

この話を改めて書くべきか、どうかについては、
もう少し考えさせてください。