アナタはどっち？

頭が痛い・・・。
二日酔いかもしれません。
ヤケ酒だった訳ですが。
まあ、色々な要因が重なってのヤケ酒だったということで（笑）。

昨日付の日記で最後に、

－そして実は「ファン」も問われているような気がしています。－

と書きました。
その続きとなるのかもしれない話ということで。

これから書く話は全くの架空・仮定の話です。
「そんな話に意味はない」という人もいるでしょう。
現実にどこかでそんな話が進んでいるということではありません。
そんな反応もあるだろうという想定もした上で書きたいと思います。
地方競馬に関係する話です。

ある地方都市に、
経営不振で廃止を余儀なくされている競馬場があったとします。
主催者側の自治体も経営改善は難しいと判断し、
首長が廃止を表明しました。

ところがその競馬場の施設をＪＲＡが買い取り、
ＪＲＡの競馬場として競馬開催を続けることになりました。
（あくまで架空・仮定の話です。細かいツッコミはなしということで）
ＪＲＡの開催ですから、
その競馬場で走る馬は隣接する厩舎にいる馬ではなく、
美浦や栗東から輸送されてきた馬ということになります。
騎手もその競馬場でこれまで騎乗してきた騎手ではなく、
ＪＲＡに所属する騎手たちということになります。
勝負服はもちろん「騎手服」ではなく「馬主服」です。

アナタはこの競馬場に長年通い続けて、
馬券を買い、競馬を楽しんできた競馬ファンだったとします。
こうした競馬場を変化をどう考えますか？
その考え方は次のどちらに近いでしょうか？

Ａ．主催が地元自治体であっても、ＪＲＡであっても、
その競馬場で競馬が続くことに変わりはない。
今までどおり馬券を買い、競馬を楽しみたいと思う。

Ｂ．地元の馬・騎手が走らない競馬に何の意味もない。
メジャーブランドであるＪＲＡによる吸収合併のような形での競馬存続は
「存続」とは言えない。
私は地方競馬が好きなのであって、
同じ競馬でもＪＲＡの競馬に興味はない。
もう競馬場には行かない。競馬もやめる。


「どうあるべきだ」とか、「私はこっちが正しいと思う」とか、
そんな話をするつもりはありません。
私の考えを押し付けても仕方がありませんから。
この日記内の古い記事を見ると
私の見解のような事が書いてあったりもしますが、
ここ１～２年でその考え方もかなり変わりました。
参考にならないと思います。

でもＡとＢのいずれの考え方が主流なのかによって、
この国の「競馬」における「未来」が決まる気がします。
馬券を買うファンの存在なしに競馬産業は成立しませんので。
その意向を無視する形での「未来」などはあり得ないでしょう。
でもその「未来」という言葉も
押し付けのように受け取ってしまう人もいるのだろうから、
あまり強調すべきではないのかもしれませんが。

皆さんの考えはＡとＢのどちらに近いでしょうか？
別にアンケートを取るつもりはありません。
でも考えてみる価値はあると思っています。