ギャップは大きく・・・

「競馬ニュース」のネタ探しに巡回した
ネット上の記事をご紹介。

稼ぐのは手当でなく賞金で（日々の覚え書き）

この斎藤修さんの記事からリンクしているこちらの記事もご紹介。

初年度の成果と課題　　～新生ばんえい競馬（十勝太郎です）

１周してくれば、
（ばんえいの場合は山を二つ超えて２００メートル荷物を引っ張れば）
着順に関わらず、カネになる競馬ってどうなのよ？
というご意見には私も賛成で、
確かにそんなレースの馬券は売れなくなるよなあ・・・、
と思います。
でも、以前に協賛レースをやった某地方競馬の主催者さんに
馬主になれと勧められた時のセールストークはこんな感じでした。

「ウチの馬、丈夫なんで月３回は走ります。
３回走れば預託料分になりますので、
事実上、月々の費用は発生しません。」

「馬主になった自分」をイメージしながらこの話を聞くと
「なるほど、それならリスクは少ないかな。」
という気分になってしまいます。
カネがないから馬主にはなれないけど（笑）。
ばんえいの場合は月３回走っても、
という状況なのでしょうね。
馬がいなけりゃ、馬主がいなけりゃ、
競馬にならんのは事実ですが、
そうやって集めてきた馬での競馬の魅力は・・・。
と言われると何とも言えなくなりますね。
常識外れは承知の上で書きますが、
「馬主が所有する」のとは違う形態で、
競走馬をレースで走らせる方法はないものでしょうか？
あるいは馬券収入に頼らない競馬の維持・運営方法は？
「競馬の常識」をぶっ壊さないと成立しない話が
あるような気がします。
実際には「勝手にぶっ壊しちゃった」話も耳にしますが、
一応ここでは書かないでおきます。

馬主の論理と馬券を買う側の論理のギャップ、という話ですが、
地方競馬だけの話ではないと思いますよ。
ＪＲＡでも別の次元で生じていると思います。
一口やってる人なんか自己矛盾を感じたりしないのかな？
若手騎手の育成には彼らにより多くの騎乗機会を、とは思っても、
自分が一口持ってる馬にはリーディング上位の乗り役が
回ってきて欲しいと、つい思ってしまうものでしょうし。
そんな立場の違いが目に見えて分かる時代になってしまったが故に、
モノが言いにくくなってしまう部分もあるのでしょう。

モノが書きにくい時代だなあ・・・。