「凱旋門賞」と「東京ダービー」
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凱旋門賞が終わりました。
私の想いは昨夜Twitterで書いた通リです。
ツイートしたものをコピーしておきましょう。
・きっとロンシャン競馬場は、日本の競馬関係者にとっては「魔物が棲む」競馬場なのだろうなあ。
・これで来年の凱旋門賞でも「日本馬が初制覇か?」とワクワク出来るのです。そう思うことにしましょうよ!!
・確かに「凱旋門賞」だけが「世界最高峰」のレースではないかもしれませんが、ここまで勝てそうで勝てない、「凱旋門賞」にこだわりたくなる人の気持ちも理解できるよなあ・・・。
「世界の壁」ではないのだろうと思います。
もう何度も「2着」はあるのですから。
でも単なる「運」でもないと思います。
あのトレヴの強さを「運」で片付けるのは、勝ち馬とその関係者に失礼でしょう。
今朝になって思ったのですが、
日本馬、あるいは日本の競馬関係者にとっての凱旋門賞は、
大井の的場文男騎手と東京ダービーの関係に似ているような気がします。
「的場文男騎手が東京ダービーを勝てない」
この話は、日頃は南関東の馬券を買わない「中央のみのファン」の間でも有名です。
でも「東京ダービー」は国内最高峰のレースではありません。
「東京ダービー」の翌月に同じ大井競馬場で行われる「ジャパンダートダービー」の方が
格付けは上です。
「中央競馬」「地方競馬」という垣根を無視し、
あるいは国際的なモノサシと照らし合わせれば、
JRAの「日本ダービー」の方が更に格上でしょう。
的場文男騎手は「東京ダービー」よりも
「ジャパンダートダービー」を先に勝ってしまうかもしれません。
理屈の上ではJRAの「日本ダービー」に騎乗する可能性もあります。
(大井に所属していた頃の戸崎圭太騎手も日本ダービーで騎乗しています)
「東京ダービー」を勝てなくても
「日本ダービー」を勝ってしまう可能性はゼロではありません。
でも的場文男騎手が「東京ダービー」よりも先に
「日本ダービー」や「ジャパンダートダービー」を勝ったとしても、
南関東のファンは「東京ダービー」を勝つまでは、
「今年の東京ダービーで的場文男騎手はどの馬に乗るのか?」が気になってしまう。
たぶん、理屈じゃないのですよ。
「同じ(あるいはより上の)格付けのレースが他にもある」
なんてことは全く関係がありません。
勝てないものは勝てない。
そして勝てないから勝ちたい。
ただ、それだけなのです。
毎年、東京ダービー後の最終レースに登場する的場文男騎手を見て、
早くも「来年こそは」という想いを強くする南関東ファンはたくさんいます。
「凱旋門賞」が終わった今の雰囲気も、
「東京ダービー当日の大井競馬最終レース」に少し似ているような気がします。
「凱旋門賞」も、「東京ダービー」も、「来年」があるのです。
その「来年」、またワクワクしながらレースを見守りたいと思います。
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