国内がＯＫなら「それで良し」なのか？

今朝の「競馬ニュース」からこの話題を。

シンガポール出走予定の日本馬３頭が遠征断念　原因は馬インフルエンザ問題（ＫＡＮＫＡＮの競馬ニュース）

未だに影響が残りますね、馬インフルエンザに関しては。
こうして海外に行けないケースがあるかと思えば、
海外に行くために何故か（検疫のためですが）
新潟競馬場に行かなければならない馬もいる。
福島競馬場の誘導馬は府中やら、中京やらまで
行かなければならないし・・・。

国内で競馬をやる分には陽性馬を出さず、
見つかったら直ちに隔離して、
厩舎の消毒等、適切な防疫を・・・、
という話にしておけば競馬開催に影響は出ないのでしょうが、
海外の競馬に使うとなるとそういう訳にもいかない、
というのが今回のシンガポール、という事なのでしょう。

それでもあまり大騒ぎになっていないのは、
国内では普通に競馬が出来ているから、
という事になるのでしょうか？
シンガポール行きを断念せざるを得なくなった
シャドウゲイト、タスカータソルテ、ドラゴンウェルズも
国内のレースを走る分には何の問題もなさそうですし。
日本調教馬が海外遠征で国内のレースに穴をあける事を
懸念する声が一部で出ていますが、
結果的にはこうした人たちを喜ばせる状況になってます。
まさかこうした声に配慮して、
現在の対策レベルに留めている訳では・・・？
そうではないと信じていますが、
そんな想像をする人がいても何の不思議もないでしょうね。
海外から日本のレースに参戦する方にも影響が出るでしょうし・・・。
って、こっちも「外からは来ない」ことを喜ぶ層がいるのか。
まさが、陰謀じゃないよね（苦笑）。

まあ、馬インフルエンザ感染が完全に終息してくれれば
何の問題もないのですけどね。
「競馬ニュース」で最後に「陽性馬が見つかった」記事を書いたのは
３月１８日（火）のこと。

中京競馬場乗用馬から馬インフルエンザ陽性反応（ＫＡＮＫＡＮの競馬ニュース）

見つかったのは前日の３月１７日（月）のようですが。
まだ１か月経っていませんが、
この先、こういうニュースをお伝えする事がなくなることを
願うしかないのでしょうか？
そう言えば、先月の帯広での「ブロガー盃」の時も
表彰式の前に手の消毒とかをやったなあ・・・。
まだこんな事をしなきゃならんのか？
と思いましたが。