「一見さんお断り」であってはならない
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16日(木)付の日記で冒頭に、
-この日記で紹介すべきかもしれないブログ記事を見つけたのですが、-
と書いたのですが、
そのブログとはグリーンチャンネルキャスター・坂田博昭さんのブログです。
特にこの3つの記事は少々思うところがあったりします。
呼び込んだ「力」を活用しつつ...(アナウンサー坂田博昭の「と~くあばうと」)
怖いのは、顧客の「マニア化」(アナウンサー坂田博昭の「と~くあばうと」)
「好きすぎて」、伝わらない(アナウンサー坂田博昭の「と~くあばうと」)
「マニア化」とか「好きすぎて」という言葉にも頷いてしまったのですが、
個人的にはこの一文が非常に印象に残りました。
-こう言ったら失礼ですが、売れないアイドルの追っかけの集まりと言って想像すれば、
わかりやすいんじゃないでしょうか。-
頭のいい人って違うんだなあ・・・。
坂田さんがどの辺りの公営競技を想像して、
この記事を書かれているのかはわかりません。
でも個人的にはこう思います。
今の地方競馬、特に北関東の競馬が廃止になって以降の地方競馬は、
既にこの坂田さんが懸念している状況に陥りつつあるのではないでしょうか。
その競馬を愛している人たちの集団は存在します。
でもその「輪」の中に入ることが出来ず、
その集団を見ている周囲の人達を彼らは果たして意識出来ているでしょうか?
私もその当事者だった時期がありますので、
もちろんその反省を踏まえて書いていますが。
「ファンによる動き」ですから、誰もその存在を全否定出来ません。
でも「彼らだけがファンではない」ことを主催者や広告代理店が意識出来ているでしょうか?
彼らも含めたある種の「内輪受けのようなもの」と「そうではないもの」との
区別が出来ているでしょうか。
競馬場は「一見さんお断り」などという場所であってはいけないと思います。
でも今の地方競馬は、
そんな「一見さんお断り」といった雰囲気が競馬場だけではなく、
インターネットで伝わってくる情報からも感じる点が気になります。
昨日付で書いたプレイアンドリアルの件も、
そんな視点で考えると色々な考え方が出来るのではないでしょうか。
現時点での主戦騎手は地方競馬所属騎手ではなく、JRAの柴田大知騎手である点も、
興味深く思えるのですが・・・。
私自身、「正解」と思えるものを持っている訳ではないのですけどね。
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