「ばんえい記念」と「世代交代」
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私の体調ですが、現時点ではこんな感じです。
最初はくしゃみと鼻水が酷かっただけなので、
「花粉症かな?」と思っていたのですが、
頭や喉の痛み、そして体のダルさなど、
花粉症とは違う症状に見舞われています。
23日(日)は中山に行かずに自宅アパートで過ごす、
という選択は正解だったかもしれませんが、
でも家でやらなければならない事も多くて・・・。
ばんえい記念をじっくり見ることが出来たから良かった、と考えたいと思います。
そのばんえい記念について少々。
単勝オッズ1.3倍の1番人気に応えることが出来ず、
5着に敗れたキタノタイショウがゴール後に倒れてしまったシーンに
「1トン戦」の苛酷さを再認識させられたり、
最下位で入線したシベチャタイガーに対しての声援や歓声に
思わず熱くなってしまったり、
このレース特有のシーンを今年もインターネットライブ中継で見ていました。
私がレース後に感じた今年のばんえい記念におけるキーワードは「世代交代」かな?
私が「ばんえい記念」というレースについて個人的に抱いているイメージの一つに、
「百戦錬磨のベテラン騎手が勝つレース」というモノがあります。
「1トン」という荷物を引っ張りながら、2つの山を超えることは、馬にとって非常に過酷ですが、
走らせる騎手の経験も大きくモノを言うレースだという印象があります。
その意味で、まだ「ベテラン」とは言えない浅田達矢騎手のインフィニティーが勝った、
という点は大きいと思っています。
2010年のばんえい記念のこと。
この時は現地・帯広で観戦していました。
前年まで3連覇中だったトモエパワーの手綱を託されたのは、
3年前にデビューした西謙一騎手でした。
前年までは父親である西弘美騎手(現調教師)が手綱を取っていたことが
その理由の一つだったと記憶していますが、
経験が浅かった西謙一騎手が騎手紹介のイベントの際、
その緊張感が表情からはっきりと伝わってくる状態だったことを覚えています。
当時、「荷が重すぎるのでは?」と考え、
(西謙一騎手には失礼ですが)
私はトモエパワー絡みの馬券を全く買いませんでした。
このレースでトモエパワーは5着に敗れ、「4連覇」達成は成らず・・・。
当時、西謙一騎手はどんな想いだったのでしょうか?
今回、勝ったインフィニティーと浅田達矢騎手は、
共にばんえい記念初挑戦でした。
今シーズン、このインフィニティーと共に急成長した浅田達矢騎手ですが、
私は「この大舞台ではさすがに厳しいだろう」と思い、
2010年のトモエパワーと同様に、インフィニティーをノーマークにしていました。
しかし、そんな先入観を浅田達矢騎手はあっさり打ち破ってしまいました。
そして、2着に入ったフクドリの手綱を取っていたのは、
かつてトモエパワーで悔しい想いを噛み締めていた西謙一騎手。
こうして若い騎手は成長していくものなのですね。
そんな瞬間を見たような気がしました。
第2障害通過後、
浅田達矢騎手と西謙一騎手が懸命に馬を追い続ける姿に、
ばんえい競馬における「世代交代」の兆しを見たような気がします。
もちろん、百戦錬磨のベテラン達がそんな事を簡単に許す筈はないのだろうけど・・・。
最初はくしゃみと鼻水が酷かっただけなので、
「花粉症かな?」と思っていたのですが、
頭や喉の痛み、そして体のダルさなど、
花粉症とは違う症状に見舞われています。
23日(日)は中山に行かずに自宅アパートで過ごす、
という選択は正解だったかもしれませんが、
でも家でやらなければならない事も多くて・・・。
ばんえい記念をじっくり見ることが出来たから良かった、と考えたいと思います。
そのばんえい記念について少々。
単勝オッズ1.3倍の1番人気に応えることが出来ず、
5着に敗れたキタノタイショウがゴール後に倒れてしまったシーンに
「1トン戦」の苛酷さを再認識させられたり、
最下位で入線したシベチャタイガーに対しての声援や歓声に
思わず熱くなってしまったり、
このレース特有のシーンを今年もインターネットライブ中継で見ていました。
私がレース後に感じた今年のばんえい記念におけるキーワードは「世代交代」かな?
私が「ばんえい記念」というレースについて個人的に抱いているイメージの一つに、
「百戦錬磨のベテラン騎手が勝つレース」というモノがあります。
「1トン」という荷物を引っ張りながら、2つの山を超えることは、馬にとって非常に過酷ですが、
走らせる騎手の経験も大きくモノを言うレースだという印象があります。
その意味で、まだ「ベテラン」とは言えない浅田達矢騎手のインフィニティーが勝った、
という点は大きいと思っています。
2010年のばんえい記念のこと。
この時は現地・帯広で観戦していました。
前年まで3連覇中だったトモエパワーの手綱を託されたのは、
3年前にデビューした西謙一騎手でした。
前年までは父親である西弘美騎手(現調教師)が手綱を取っていたことが
その理由の一つだったと記憶していますが、
経験が浅かった西謙一騎手が騎手紹介のイベントの際、
その緊張感が表情からはっきりと伝わってくる状態だったことを覚えています。
当時、「荷が重すぎるのでは?」と考え、
(西謙一騎手には失礼ですが)
私はトモエパワー絡みの馬券を全く買いませんでした。
このレースでトモエパワーは5着に敗れ、「4連覇」達成は成らず・・・。
当時、西謙一騎手はどんな想いだったのでしょうか?
今回、勝ったインフィニティーと浅田達矢騎手は、
共にばんえい記念初挑戦でした。
今シーズン、このインフィニティーと共に急成長した浅田達矢騎手ですが、
私は「この大舞台ではさすがに厳しいだろう」と思い、
2010年のトモエパワーと同様に、インフィニティーをノーマークにしていました。
しかし、そんな先入観を浅田達矢騎手はあっさり打ち破ってしまいました。
そして、2着に入ったフクドリの手綱を取っていたのは、
かつてトモエパワーで悔しい想いを噛み締めていた西謙一騎手。
こうして若い騎手は成長していくものなのですね。
そんな瞬間を見たような気がしました。
第2障害通過後、
浅田達矢騎手と西謙一騎手が懸命に馬を追い続ける姿に、
ばんえい競馬における「世代交代」の兆しを見たような気がします。
もちろん、百戦錬磨のベテラン達がそんな事を簡単に許す筈はないのだろうけど・・・。
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