「昭和の日」に浦和に「昭和」を感じつつ

「新・競馬ニュース」でしらさぎ賞の
現地レポートを公開中です。

（レポート）デザートレジーナ（船橋）がしらさぎ賞（浦和）を制す　現地レポート（新・競馬ニュース）

ご覧くださいませ。

ということで「昭和の日」だった２９日（水・祝）は
浦和競馬場へ。
ゴールデンウィーク初日ということもあって、
南浦和駅の無料バス乗り場は長い列が出来ていました。
これは歩いた方が早い。
そう判断して久しぶりに
南浦和駅～浦和競馬場間を歩く事に。

道の途中、
何故か焦ったように急ぎ足で競馬場に向かうオッサンが。
１Ｒはまだなのに・・・。
時々後ろを振り返りながら競馬場へと急ぐこのオッサン、
何者かに追われているようにも見えました。
後ろからは誰も来ないのに・・・。
でも何かそんな光景も浦和っぽくていいね（笑）。

レース中、パドックで馬を見ていた時も
競馬場の外から
車のクラクションを延々と流し続けている様子が
聞こえてきます。
ウルサイっつーの！！
でもそんな光景が何とも浦和らしくて（笑）。
１０数年前の「競馬初心者」時代、
南浦和駅に戻る道の途中、
クラクションを鳴らしながら
「どけーっ！！どけーっ！！」と怒鳴りながら、
パンチパーマ姿のオッサンが
歩行者をかき分けるようにして
白タクを走らせていたのを思い出しました。

「昭和」が残ってるね、浦和は（笑）。
初めて足を運んだ時はビビりながらだったけど、
今となってはその独特の雰囲気が
楽しく感じられる競馬場、そしてその周辺です。

時々ネタにする「１号スタンド」が
「昭和」の遺産みたいなモンだからなあ。
で、いつも「１号スタンド」ばかりを取り上げるのは何なので、
今日はこちらをご紹介。



隣の「２号スタンド」です。
このスタンドもかなり「昭和」ですよ。



使われなくなった２階の窓口です。
この寂れ方も「１号」とそんなに変わらない
気がするなあ。

まあ、厳しい目で見れば、
「競馬場」という客を呼ぶレジャー施設の
この状況はどうなのよ？
という話ではあります。
でもその状況をほったらかしにするあたりが
また「浦和」らしくて味があって・・・。
主催者側からも「今後」についてのアナウンスはないし、
メディア関係者の中にも指摘する人がいない。
その「怠慢」ぶりを指摘するべきなのかもしれませんが、
それをしないあたりが逆に「浦和」っぽくて楽しいというか（笑）。

浦和競馬場、ここは今、
日本中のどの競馬場よりも「昭和」が詰まっていますよ。
「競馬重要文化財」に指定したいくらいですね（笑）。