関西だから出来る(?)企画
夜に更新しています。
競馬が終わって、
月曜日になるとまた頭が痛くなったり、
気分が悪くなったりするのは私だけでしょうか?
今日なんか怒鳴り散らしたい気分になったし・・・。
21日(日)、6時20分ごろにホテルをチェックアウトして、
京阪電車で淀へ。
京都競馬場到着は7時20分ごろ。
驚いたことに全く列が出来ていません。
開門は7時30分。
天皇賞・春と菊花賞は毎年この時間に開門ですが、
今回は「そんなに早く開門しなくても・・・」
という状況でした。
例によって、「開門ダッシュ」する人たちはいるのですよ。
でもノンビリ歩いてもゴール前の席はガラガラの状態。
菊花賞って、もっと人が入るレースだったような気がしたのですが・・・。
2年前のディープインパクトが勝った菊花賞は参考外だとしても
それ以外の年も菊花賞というのは
もっと人が入るレースだったような気がします。
私は1996年のダンスインザダークが勝った年の菊花賞以降、
この菊花賞というレースは毎年、京都に遠征して見ていますが、
そのダンスインザダークの年も、ナリタトップロードの年も、
ヒシミラクルの年も、人の数はこんなモンじゃなかったような・・・。
今は大阪のホテルから競馬場へ向かいますが、
かつて前夜の夜行バスで朝、京都駅に着いて、
近鉄~京阪と乗り継いで淀に向かった時、
京阪電車の窓から並んでいる人の列が見えて
驚いたことを覚えています。
今年なんか指定席の列だけですよ。
一般席側は全く列らしきものはなし。
こんな状況だったら、
ホテルで朝風呂浴びてから出発すれば良かったなあ・・・(笑)。
ちなみに来場者数は54845名(対前年比100.2%)。
あれで去年と変わらなかったのですね。
感覚的には去年よりもかなり少なく感じたのですが・・・。
馬券の方ですが、
おかげさまで3連複5頭BOX予想は的中!!
4頭でも良かったかな。
Jpn1ということで、額を多く買っていますので、
その分のリターンは大きかったですが・・・。
最近、JRAで東京、中山以外の競馬場に行くと、
その競馬場の馬券は当たらず、
他場ばかりが当たる
「遠くの競馬場はよく当たる」現象が続いていたのですが、
この日は目の前の京都の馬券が好調。
最終12R愛宕特別の馬連9230円的中などもあって、
この日は大幅プラス収支。
実は前日、20日(土)が散々な1日だったのですが、
その分も取り戻せてしまいました。
さて、最終レース終了後ですが、
京都競馬場のG1(Jpn1)当日はいつも、
こんなイベントが行われます。
4コーナー寄り、緑の広場ステージに
菊花賞で騎乗した6人のジョッキーが登場、
司会者を置かず、
ジョッキーだけでのトークショーがスタートです。
写真ですが左から武幸四郎(ヒラボクロイヤル)、
角田晃一(エイシンダードマン)、横山典弘(ホクトスルタン)、
松岡正海(サンツェッペリン)、福永祐一(タスカータソルテ)、
そして武豊(ドリームジャーニー)。
この6人に共通するのは「菊花賞で負けた騎手」。
負けたモン同士でレースVTRを振り返りながら、
各自の敗因を語り合います。
「ここでボクの馬は脚色が一杯でしたね。距離かな?」
といった「役に立つ話」から、
「ここで外に出そうとしたら、コイツが外にいるし・・・」
「スミマセン」
といった、ある意味どうでもいい(笑)レース回顧まで聞けて、
なかなか楽しめます。
そして一度レース映像を見終えたところで、優勝騎手が登場。
今回はもちろんアサクサキングスの四位洋文。
1人だけジャケット姿だったので、
「勝った人は着てるモンが違うよなあ・・・」と
他の騎手たちから冷やかしが・・・。
そして武幸四郎が一言。
「俺なんかこれ、コンビニで500円で売ってたTシャツですよ」
JRAの騎手はお金持ってるんだから、
もっといいモン着なさい!!(笑)。
そんな雰囲気のイベントですが、
今回やり取りが面白かったのは、
「美浦組」の横山典弘&松岡正海。
レースVTRで逃げるホクトスルタンにサンツェッペリンが
突っかかる度に、
横山典:松岡、邪魔だよ!!
松 岡:スミマセン。
横山典:お前、3000メートル以上のレースで勝った事ないだろ。
松 岡:いや、俺の初重賞は3400メートルっスよ。
(2005年ダイヤモンドS・優勝馬:ウイングランツ)
そんな感じの会話が交わされていました。
他にも会話も。
福 永:ゆうべ、夕食の時、岩田君(岩田康誠)が
ヤケにヴィクトリーについて、自信ありそうな事をいってたんですよ。
横山典:アイツ、
「(田中)勝春さん、菊花賞での俺の乗り方見ててください」
とか言ってたらしいよ。でもアレ(16着)はねーよなあ。
そして更にこんな会話まで。
福 永:四位さん、アサクサキングスはこの後、
どんな使われ方になるのですか?
四 位:さすがにここ(菊花賞)を勝ったからね。
それなりのところを使うと思うよ。
福 永:ウオッカと使うレースがダブりそうですね。
武 豊:(福永の方を見て)お前、何を期待してるんだ?
(アサクサキングスのダービー2着時は、
福永祐一が騎乗していました。)
両者の本音が聞きたくなりますなあ・・・(笑)。
もちろんリップサービスもあるのでしょうが、
ここまで話してくれると結構楽しめますね。
場内から何度も笑い声が沸き上がっていました。
関東の競馬場でやって欲しい気もしますが、
関西の競馬場だからかなあ・・・、こういうノリが成立するのは。
毎回、少し為になりつつ、楽しいイベントです。
この際、関西の競馬場に行かれる予定の方、
ちょっと楽しみにしてみてはいかがでしょうか?
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