後藤浩輝騎手

前日付でも書きましたが、２４日（月・休）は東京競馬場にいました。
競馬場にいるからこそ見ることが出来る瞬間というモノがある事を実感した１日でした。
このシーンもその一つです。



東京５Ｒで怪我から復帰後の初勝利を挙げた後藤浩輝騎手です。
勝利の瞬間、場内は温かい拍手で包まれました。
その声援に対し、引き揚げてくる馬上から、
そしてウィナーズサークルで応える後藤浩輝騎手の様子については、
既に様々な形で伝えられていますので、
詳細はそちらにお任せします。
「ファン」も「アンチ」も多い人ですが、
この人が戻って来ると競馬が賑やかになりますね。

確か、前回の怪我から復帰した時も生で見ていたような気が・・・。
古い話ですが、例の事件から復帰後、初勝利を挙げた時も中山にいました。
鈴木淑子さんをはじめ、
条件戦のウイナーズサークルとは思えないほど豪華な顔ぶれが集まり、
多くの人から「お帰りなさい！！」と声をかけられていた記憶があります。

私は、騎手という職業の人と直接話をする、という経験があまり多くありません。
でもウチのサイトで地方競馬の存廃問題を取り上げていた頃、
騎手の人たちと会話を交わす度に、感じていたことがあります。
具体的な話については想像にお任せしますが、
彼らの多く、特にある程度以上の成績を挙げている騎手たちには、
共通する特徴があるように思えます。
その特徴に触れる度に、
「騎手って、そういうモノなのか・・・」といつも思っていたりなんかして。

その特徴について「素晴らしい」と受け止める人も、
「俺はそんな人は苦手だ」という人もいるでしょう。
でも後藤浩輝騎手という人は、
ＪＲＡ所属騎手の中でこうした特徴を最も良く感じる騎手であるような気がします。
いや、後藤浩輝騎手とは直接話をしたことがありませんので、
見た目のイメージでしかないのですが。
でも、だからこそ、度重なる落馬事故を乗り越えて、
ターフに戻ってくる事が出来るのでしょう。
そんな事を考えながら、馬場管理を担当する人たちのモノと思われる
ハンドスピーカーを手にして、
ウィナーズサークルに集まったファンにメッセージを送る
（ラジオＮＩＫＫＥＩのアナウンサーが出てきてインタビュー、などという事がなかったので－笑）
後藤浩輝騎手と彼に「ゴ・ト・ウ」コールを送るファンたちの様子を眺めていました。