思い出のジャパンカップ
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今週も更新作業時間の遅い土曜日になりました。
時間が遅い土曜日の更新作業は
いつもグリーンチャンネルを
見ながらやっているのですが、
遅い時間であるが故にアップ出来たニュースです。
ジャパンカップ マーシュサイド(米国)が出走取消(新KANKANの競馬ニュース)
ジャパンカップの6枠12番マーシュサイドが
残念ながら出走取消となってしまいました。
返還もありますのでご注意ください。
グリーンチャンネルの中央競馬中継で
現在、G1レースの思い出を視聴者から募集していますが、
私の思い出のジャパンカップは2002年かな。
この年は東京競馬場が改装工事中で、
中山・芝2200メートルで行われたジャパンカップでした。
勝ったファルブラヴの鞍上、ランフランコ・デットーリは、
前日のジャパンカップダートでも
イーグルカフェで優勝。
デットーリの凄さを思い知らされた2日間だったのですが、
他にも印象に残ったことがあります。
ファルブラヴ(イタリア)とサラファン(アメリカ)が
並んでゴールしたように見えたこのレースは、
写真判定の末にハナでファルブラヴに軍配が上がります。
しかし、その軍配に
「物言い」がつくことになろうとは・・・。
写真判定直後に聞き慣れない場内アナウンスが流れます。
2着に敗れたサラファンの管理調教師、
ニール・ドライスデールが、
勝ったファルブラヴの
決勝線手前での進路の取り方に
不服申し立てを行ったとのこと。
「写」の文字が消えた中山の着順掲示板に、
今度は審議の青ランプが・・・。
審議の結果は到達順位通りで
着順変更には至らず、とのこと。
確定後に流れたパトロールビデオを見ると
ファルブラヴ、サラファンの双方が
ゴール板前で互いに馬体を寄せているように
見えました。
これでは確かに「降着」にはならないでしょう。
でも写真判定直後に出されたこの不服申し立て、
サラファン陣営の「勝利」への執念を見た想いがしました。
1%でも「勝つ可能性」があれば、
審議ランプを付けてでもその可能性に賭ける。
これが世界の競馬なのかと、
衝撃を受けたことを覚えています。
「国際G1をやる場としていかがなものか」
という声もあった小回りで狭い中山コース。
そんなコースで目撃した外国馬2頭の激しい叩き合い。
そしてレース後に敗れた陣営が見せた「勝利」への執念。
私がこれまで見たジャパンカップの中でこの年が、
ある意味、最も「世界」を見ることが出来た
ジャパンカップだったような気がします。
さあ、今年は果たして・・・。
BOX予想は後ほど、ということで。
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