こちらでも阪神での写真をご紹介

夜の本編更新となってしまいました。
申し訳ありません。
えっ？クイーン賞の結果？
まあ、夢を買ったということで・・・（苦笑）。

現地レポートですが、
若干の追記、写真の追加をしましたので、
もう一度、リンクします。

（レポート）ジャパンカップダート＆ＷＳＪＳ現地レポート（追記しました）（新ＫＡＮＫＡＮの競馬ニュース）

本日付でアップしないといけないだろうなあ、
と思い、必死になって作業をしたのですが、
会社を出る時間までに完成し切れず・・・。
まあ、もっと時間がある時に作成したい気もしますが、
いつになったら取りかかれるか、
分からなくなってしまいますしね。


さて、こちらの日記でも
阪神で撮影した写真をご紹介します。
ＪＣＤとも、ＷＳＪＳとも無関係なものではありますが。
仁川をホームグランドにしている方には
「何を今さら・・・」な話かな。
私もコース改修後、阪神には何度か足を運んでいるので、
「いい加減、気付けよ」という話ではあるのですが。





かつては１コーナー奥のシュート部にあった
桜花賞が行われる芝１６００メートルのスタート地点。
その地点にあった桜の木がコース改修後、
記念樹として移植されています。

コース改修前、現在の内回りコースのみで
競馬が行われていた当時、
桜花賞は枠順を見るまでは
馬券検討をしてはいけないレースでした。
というのも、旧スタート地点は
ゲートから１００メートルちょっとで
右カーブが待っているコースでした。
外枠を引いた馬は、
どうしても馬群の外側を大回りするような形になり、
大きな距離のロスを強いられます。
その為、外枠の馬は余程ダッシュ力がないと、
いいポジションを取るのが難しく、
私などは「どんな有力馬でも外枠は消し」と決めて、
毎年、桜花賞は馬券を買っていました。
でも中にはその「外枠」の不利を乗り越えて
桜花賞馬となった馬たちもいました。
１９９７年のキョウエイマーチ（８枠１８番）や
２００５年のラインクラフト（８枠１７番）が勝った時の驚きは、
今でも忘れることができません。
当然、馬券は外しているし・・・（苦笑）。

この写真の桜の木はきっと
こうした「桜花賞名勝負物語」の数々を
スタート地点から見続けてきたのでしょうね、
それも大きな勝負の分かれ目となるスタート地点を。
いずれ、改修前のコースで行われた桜花賞の
「枠順」に関係する物語も、
忘れ去られてしまうのかもしれません。
そんな中でこうして残る
「旧・芝１６００メートルスタート地点」の思い出。
嬉しいですね、こういうのは。

桜花賞の日に阪神に行くと解るのですが、
この競馬場において、
「桜」の存在は特別なものがあります。
単に「桜花賞」というレースがあるから、とか、
日本の文化の中で大切にされる花だから、とか、
そんな理由だけではない、
「阪神競馬場」のひとつの象徴のような存在に、
私には思えます。

今週末のＧ１（Jpn１）・阪神ジュベナイルフィリーズの舞台も
この阪神・芝１６００メートル。
桜花賞と違って、
桜の木の下で行われる華やかな・・・、
という訳にはいきませんが、
４ヶ月後の美しき光景を夢見る人馬たちによる戦いが
繰り広げられることでしょう。
このレースを生で観戦予定の方は
是非ともこの移植された桜の木に、
旧コースの下で悩んだ馬券のことも思い出しつつ、
この冬の先にある華やかな戦いを想像しながら、
馬券とレースを楽しんでみてはいかがでしょうか。