こうするしかないのだと思います

震災後の３月２２日（火）に
ＪＲＡが４月の中山競馬と福島競馬の中止を発表したのですが、
同じ日の同じタイミングで
３月２８日（月）～４月１日（金）の大井競馬中止が発表されています。
そして昨日５日（火）、
ＪＲＡが新潟競馬を今月２３日（土）から前倒しして開催する、
と発表するタイミングとほぼ同時に、
南関東の競馬が川崎で１２日（火）から再開されることが発表されました。

農林水産省の指導があったのか、
ＪＲＡと南関東の各主催者間で連絡を取り合いながら
発表するタイミングをあわせたのか、その辺りの事情はわかりません。
でもこうしてＪＲＡと地方競馬の各主催者とで「同時に」発表しながら、
世間の理解を得るしかないのでしょう。
事実関係はともかく、
妥当な判断・発表方法ではないかと思います。
日刊競馬さんのツイッターによると、
何しろ「こんな時にどうして競馬をやるんだ！！」
というクレームの電話が
競馬新聞を発行している会社にも入るそうですから。
そちらに文句を言っても仕方がないと思うのだけど・・・。

４日（月）発売の「週刊競馬ブック」内に掲載されている
かなざわいっせいさんの「八方破れ」では、
ＪＲＡがこうした批判を理由に
関東地区の競馬開催、馬券発売を中止しているのは
「あまりにも意気地なしだと、わしは思う」と書かれていますが、
匿名の無責任な「自粛論」でさえも
無視してはいけない雰囲気が出来てしまっている以上、
その対策なしに「競馬再開」というのは難しいのだろうと思います。
ここまで対策をしても文句を言う奴は文句を言うのだし。
こうした批判をすることだけが目的という、
困った奴も多いですしね。

これも全くの推測ですが、
川崎競馬が１１日（月）ではなく、
１２日（火）の再開としたのは
プロ野球の開幕と同じ日にすることで、
より多くの人に理解してもらえる状況を作ろうとしての事ではないでしょうか。
もしそうだとしても、私は妥当な判断だと思います。
世の中、名も名乗らず無責任に「自粛ムード」を煽る人たちと、
その「自粛ムード」を批判する良識ある人がいますが、
「当事者」が実際に着地点を模索する上では、
「良識」だけでは判断できない状況が出来てしまっています。
その事自体がナンセンスだとは思いますが、
物事が進まなくなる事態は避けなければならないし・・・。

話は変わりますが、
かなざわいっせいさんの「八方破れ」に登場する、
新生銀行のビルによりかかってカップヌードルをすすりながら
「やっぱり、キンシャサノキセキと思うけど・・・」
と呟いていた「独断推定２８歳の美人ＯＬ」が
気になって仕方がないのですが（笑）。
見たかったなあ、その美人ＯＬ。
もしかして競馬場で見たことのある女性だったりして・・・。