本当に「芝は生えない」舞台なのだろうか？

昨日６日（水）の東京スプリング盃（大井）は１１歳馬フジノウェーブが勝って、
このレース４連覇。
私は旧年齢表記の頃から競馬をやっていますが、
フジノウェーブは旧年齢表記では１２歳。
凄い馬だよなあ・・・。

Twitterでも「元気なオッサンやなあ・・・」とツイートしてしまったのですが、
冷静に考えると違う側面も見えてきます。
フジノウェーブがこのレースを４連覇するというｊことは、
南関東でこの馬を脅かす存在が下の世代から出てきていないということを意味します。
「今年の３歳世代はレベルがイマイチで・・・」という年もありますが、
それでもこれだけ長く続けば、
南関東の競馬に何か構造的な問題があると考えるべきでしょう。
中央などから移籍してくる馬もいる筈なのですから。

フジノウェーブ陣営の苦労・努力は大変なものだと思います。
南関東の競馬に関わる方々も
厳しい環境の中での悪戦苦闘されていることでしょう。
でも何かが違う気がします。

かつて大井競馬が東京大賞典のキャッチコピーに
「激しい舞台に芝は生えない」というフレーズを使っていたことがありました。
今の大井競馬は、そして南関東の競馬は果たしてそんな「舞台」でしょうか。
目には見えない「雑草」が生い茂っているのではないですか？

もしかすると昨日付で書いたＴＣＫプレスブリーフィングの
「地味で元気が感じられない」状況も、
東京スプリング盃の結果と無縁ではないのかも・・・。