ステイゴールド
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今の私の立場では、
この日記を書いている時点で公式ソースを拾うことが出来ないため、
「新・競馬ニュース」よりもこの日記で先に書く形になることをお許しください。
報道によると、ステイゴールドが5日(木)、
繋養されていたブリーダーズスタリオンステーションで急死した、とのことです。
若い競馬ファンの方にとっては、
ステイゴールドと言えば、ディープインパクトと並ぶ名種牡馬かもしれません。
オルフェーヴルという3冠馬をターフに送り出した実績もありますし。
でも、そのステイゴールドの現役時代を知る私にとっては、
最後の最後にカッコイイ姿を見せてくれた「イマイチ君」でした。
1998年天皇賞・春 2着
1998年宝塚記念 2着
1998年天皇賞・秋 2着
1998年有馬記念 3着
1999年宝塚記念 3着
1999年天皇賞・秋 2着
G1の馬券検討をする時は、常に買い目に入れて置かなければならない馬でした。
でもなかなか勝ち切れない馬でした。
だから、当時からファンがとても多かった馬でした。
この馬が現役を終えた2001年秋のG1シーズンを忘れることが出来ません。
G1シーズンに入る前の一戦、京都大賞典では、
ナリタトップロードの走行を妨害して失格となり、
その後の天皇賞・秋(7着)では最後の直線でラチ沿いにヨレてしまい、
肝心な所で競馬にならず。
ジャパンカップは何とか真っ直ぐ走り、4着に入りましたが
そのヨレる癖が次の香港ヴァーズで再び・・・。
当時、香港・シャティン競馬場からの映像を中山競馬場で見ていましたが、
日本でのレースと同様に最後の直線でヨレてしまった瞬間、
私は「やっぱりダメか」と思いました。
でも鞍上の武豊騎手が何とか立て直して、
前で逃げ粘るエクラールに並びかける形でゴール。
ゴールの瞬間、ステイゴールドの方がわずかに前に出ていました(アタマ差)。
日本でなかなかG1を勝てなかった馬が、
最後の最後に世界中が注目する舞台でG1タイトルを獲得し、
「イマイチ君」を卒業することに。
その勝ち方が何ともステイゴールドらしいというか・・・。
その後の種牡馬としての実績を見ると、
「イマイチ君」などと言ってはいけないレベルの馬なのですが、
現役時代があまりにも波瀾万丈なものだっただけに、
つい「ステイゴールドがこんな名種牡馬になるなんて・・・」とか、
考えてしまう事がよくあります。
(そしてよく怒られます-笑)
きっと、その潜在能力は非常に高い馬だったのでしょうね。
代表産駒であるオルフェーヴルやゴールドシップも
強烈な個性が魅力の馬です。
現役時代も、そして種牡馬としても、
こんなに楽しませてくれた馬はなかなかいないでしょうね。
ステイゴールドよ、お疲れ様。
きっと天国の競馬場でも、
多くのファンがその魅力に取り憑かれる事になるのだろうな。
この日記を書いている時点で公式ソースを拾うことが出来ないため、
「新・競馬ニュース」よりもこの日記で先に書く形になることをお許しください。
報道によると、ステイゴールドが5日(木)、
繋養されていたブリーダーズスタリオンステーションで急死した、とのことです。
若い競馬ファンの方にとっては、
ステイゴールドと言えば、ディープインパクトと並ぶ名種牡馬かもしれません。
オルフェーヴルという3冠馬をターフに送り出した実績もありますし。
でも、そのステイゴールドの現役時代を知る私にとっては、
最後の最後にカッコイイ姿を見せてくれた「イマイチ君」でした。
1998年天皇賞・春 2着
1998年宝塚記念 2着
1998年天皇賞・秋 2着
1998年有馬記念 3着
1999年宝塚記念 3着
1999年天皇賞・秋 2着
G1の馬券検討をする時は、常に買い目に入れて置かなければならない馬でした。
でもなかなか勝ち切れない馬でした。
だから、当時からファンがとても多かった馬でした。
この馬が現役を終えた2001年秋のG1シーズンを忘れることが出来ません。
G1シーズンに入る前の一戦、京都大賞典では、
ナリタトップロードの走行を妨害して失格となり、
その後の天皇賞・秋(7着)では最後の直線でラチ沿いにヨレてしまい、
肝心な所で競馬にならず。
ジャパンカップは何とか真っ直ぐ走り、4着に入りましたが
そのヨレる癖が次の香港ヴァーズで再び・・・。
当時、香港・シャティン競馬場からの映像を中山競馬場で見ていましたが、
日本でのレースと同様に最後の直線でヨレてしまった瞬間、
私は「やっぱりダメか」と思いました。
でも鞍上の武豊騎手が何とか立て直して、
前で逃げ粘るエクラールに並びかける形でゴール。
ゴールの瞬間、ステイゴールドの方がわずかに前に出ていました(アタマ差)。
日本でなかなかG1を勝てなかった馬が、
最後の最後に世界中が注目する舞台でG1タイトルを獲得し、
「イマイチ君」を卒業することに。
その勝ち方が何ともステイゴールドらしいというか・・・。
その後の種牡馬としての実績を見ると、
「イマイチ君」などと言ってはいけないレベルの馬なのですが、
現役時代があまりにも波瀾万丈なものだっただけに、
つい「ステイゴールドがこんな名種牡馬になるなんて・・・」とか、
考えてしまう事がよくあります。
(そしてよく怒られます-笑)
きっと、その潜在能力は非常に高い馬だったのでしょうね。
代表産駒であるオルフェーヴルやゴールドシップも
強烈な個性が魅力の馬です。
現役時代も、そして種牡馬としても、
こんなに楽しませてくれた馬はなかなかいないでしょうね。
ステイゴールドよ、お疲れ様。
きっと天国の競馬場でも、
多くのファンがその魅力に取り憑かれる事になるのだろうな。
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