みんなで幸せにならなきゃ・・・

札幌記念など２３日（土）・２４日（日）の
札幌競馬場での模様について
写真を頂きましたので、
「新競馬ニュース」にて紹介しております。

（レポート）札幌記念現地レポート（新ＫＡＮＫＡＮの競馬ニュース）

お暇な時にでもご覧くださいませ。

前日付の日記について、
一部の方から
心配してメールを送ってくださいました。
申し訳ありません。
そして、ありがとうございます。
前日付でも書きましたが、
「時間」だけはありますので、
その気になればきっと何とかなるでしょう。
そう思わないとやっていられないし。

今朝の「新競馬ニュース」からこの話題について少々。

笠松競馬場土地明け渡し訴訟　原告地主２人が訴訟取り下げ（新ＫＡＮＫＡＮの競馬ニュース）

ソースとなった岐阜新聞、中日新聞の記事もリンクします。

原告地主２人、訴え取り下げ　笠松競馬場訴訟（岐阜新聞）

「勝訴は自分に不利」　笠松競馬地主２人取り下げ（中日新聞）


この中で岐阜新聞が書いていますが、

－競馬場の土地は市街化調整区域で、
新たな建物を建てることができない。－

－男性は「返してもらっても利用価値のない土地。
競馬場が存続すれば最低でも地代で
固定資産税分は確保できる。
経営が上向けば地代が上がる望みもある」と判断、
取り下げに踏み切ったという。－

これがこの話の本質ということで。
じゃあ、何故裁判なんか？というご意見もあるでしょうが、
東海地区では昨年も競馬関係者絡みで
訴訟があったじゃないですか？
そのきっかけは恐らく似たようなモンでしょう。
詳しくは書きませんが・・・。

その昨年起きた話もそうですが、
裁判所に持ち込むことで
問題点が浮き彫りになる話というのもあると思うのですよ。
今回、起こった話についても
笠松競馬を存続させる為に、
地主さん達の地代という収入が減らされてるのですから。
同じ岐阜新聞によると、
２１日（木）に行われた
「笠松競馬を検討する会」でもこんな話が出たそうです。

笠松競馬、黒字見込み　本年度は４０００万円（岐阜新聞）

－意見交換では、騎手の代表が
「笠松の騎手は８カ月乗って
賞金の取り分は平均５０万円ほど。
３年のうちに辞める人が続出する」と切実な現状を訴えた。－

我々馬券を買う側は笠松競馬が存続して
馬券が買えればＯＫですが、
収入を我慢させられる側はそれではＯＫとは
言い切れない訳で・・・。
「上期に利益が〇〇〇〇万円出たら、
下期は賞金・手当（地代）を〇％アップさせる。」
とか、そんなインセンティヴを
主催者側は考えないといけないのだと思います。
そうすれば皆、レースへのモチベーションなり、
ファンサービスや経費節減への取り組み意欲なりが
上がる面もあるのでしょうし。
私などは主催者側が「経費節減」をしているからこそ、
逆に情報を頂けるケースもある立場ですが、
その情報の中には
私は名もなきチンピラだからいいけど、
この人たちには・・・、と思う話もあったりして。
そんな人たちの善意には頭が下がりますけどね。

馬券を買う人たちも「中の人」たちも含めて、
「競馬」に関わる人たちみんなが幸せになる方法を
考えましょうよ、知恵を出し合って。
その為には「存続」することがまずは前提となることは
言うまでもないことですが・・・。