オバマ大統領と笠松競馬の共通点？

米国でオバマ氏が第４４代大統領に就任し、
全米中が狂喜乱舞する中での就任演説を見ながら
「日本にもこんな政治指導者が欲しい」
みたいなコメントを出すメディアを見ながら
ふと思ったこと。

「小泉さんが総理大臣になった時、
似たようなことをやってたじゃん」

「自民党をぶっ壊す！！」とかね。
オバマ大統領の演説も
本質はあまり変わっていない気がしますけどね。
国民に「痛み」を求めた点も同じでしょう。
小泉さんよりは上品に、
そしてカッコ良くやってますので、
（英語だからそう聞こえるのかも）
全然違うもののように思えるのかもしれませんが。
その原稿がスタバで書かれたなどという
ニュースの存在も、
「演出」のひとつなのかな、などと、
とひねくれたことを考えてみたりなんかして・・・。
もっともオバマ大統領の場合は、
これから実績を積み上げるのですから、
この演説の価値が本当に評価されるのは、
後の歴史であると思いますが・・・。

もっとも政治家に限らず、
「話が巧い」「プレゼンが巧い」
というのは大切な能力である訳で、
そう考えるとこのニュースなどは
共通点があるような気がします。

笠松競馬土地明け渡し訴訟　訴えを取り下げた地主は３３人（新・競馬ニュース）

競馬場を廃止して土地を返してもらっても
その土地に他の使い道がないにも関わらず、
返還訴訟を起こしてしまう。
中には返還訴訟ではなく、
賃上げを求める訴訟だと思っていた人もいる訳ですから、
ある意味、地主さんたちも「騙された」のでしょうな。
騙したのは誰なのかは知りませんが・・・。
でも訴訟を起こした時点では
これによって幸せになれると思いこんだ地主さんもいる訳でしょう。
そう思わせるプレゼン能力はお見事！！
なのでしょうね。

こんなことで競馬場がなくなり、
職を奪われるなどという事態になったら、
納得が出来ない人は多いだろうなあ・・・。
でもそんな世の中なのかも。
私はため息しか出ませんが・・・。