突然スミマセン

突然ですが、今回のソチオリンピックをほとんど見ていません。
「興味が無い」ということではありません。
今の私の生活リズムを考えると、
起きていられない時間帯に主要な競技が行われていることもあるのですが、
別の理由もあったりします。

この歳になると、何度も「オリンピックイヤー」というものを経験していますが、
オリンピックがやってくる度に、「辛い」と感じることがあります。

「日の丸を背負う」ことの意味は非常に大きいです。
その選手一人一人に、様々な形でサポートがあり、
支えている人たちの「想い」も大きなものがあるでしょう。

でも座標軸を一人一人の選手に移して考えると、
その人自身が歩んできた人生がある訳で・・・。
今回は１０代の選手の存在が目立つ印象がありますが、
彼らが歩んできた「１０数年」という月日にも、それなりに意味があります。

１０代の若者には「大きな挫折」が必要な筈なのですよ、その後の人生を考えれば。
でも今の「オリンピック」って、「挫折を味わう場所」としては過酷な舞台のような・・・。
そんな状況を見ていると、辛くなってきませんか？
だからといって「日の丸を背負う」立場である以上、
１０代であっても、その覚悟を持ってもらわなければならないし。

その昔、オリンピックに出場する選手団に向かって、
「せいぜい頑張ってください」と発言して、批判を浴びた総理大臣がいました。
確かにあんな事を言ってはいけません。
批判を受けるのは当然だと思いますが、
でも当時、彼が言いたかったことは何となく理解できるだけに・・・。

この話に「正しい」「正しくない」の境界線はないのだと思います。
考え方や感じ方は一人一人違うでしょう。
結局は「程度問題」でしかないのですし。

今年の７月でサラリーマンを辞めて４年になりますが、
「公」と「個」の関係性について、未だに考えたり、悩んだりすることが多いです。
世間一般の人たちは、深く考えたりしないものなのでしょうか？
私は「余計な事を考えて、勝手に苦しんでいる人」ということなのかな？


ホントに突然スミマセン。