金沢から新潟へ

金沢駅構内のマクドナルドで
前日付の日記を書き終えてから、
新潟行きの特急が出発するまで
約２時間と少々。
どうやって時間を潰そうか？
ということで考えたのは「兼六園に行ってみる」。
せっかく金沢に来たのですから、
兼六園ぐらい行かなきゃ・・・。

ということでバスで兼六園に行ったのですが、
この暑さの中ではちょっと辛かったかも。
汗をダラダラ流しながら、
「観光客モード」になっていました（笑）。
白山大賞典の頃には競馬のついでに
足を運ぶのにいい季節になっていると思いますが。

兼六園から香林坊まで歩いていたら
ようやく１０数年前の記憶がよみがえってきました。
そうそう、
「金沢の街ってこんな感じですよ」
という具合です。
でもこうして金沢の街を歩いていて思うのですが、
競馬場がある都市なのに「競馬臭」がしないなあ。
ウチの田舎（仙台）みたいな雰囲気です。
私が卒業した高校（仙台二高）から
当時は毎年何人かは
金沢大学に進学する人間がいました。
もし私が金沢大学に進学していたとして、
この環境で果たして「競馬」と出会っていたでしょうか？
ウインズ横浜で競馬を覚えて更に大井のナイターにも・・・という、
実際の私自身の「競馬」との出会いは
金沢では無理だったかな？
当時と違い、
今は２０歳以上なら学生でも
馬券を買うことは出来るのですが、
それでも金沢競馬場に行くきっかけがあるのか？どうか？
前日付で
「頑張れ、金沢の若者たち！！
学生の多い街なのだから、
もう少し盛り上がってもいいと思うけど。」
と書きましたが、
きっとそう単純な話ではないのでしょう。

金沢駅に戻って昼食後、
特急電車で新潟へ移動。
所要時間は３時間４０分。
東京に住んでいると金沢も新潟も
「同じ北陸」というイメージなのですが、
どうやら全然違う地域なのですね。
ＪＲＡの新潟競馬場と地方の金沢競馬場は
そう簡単に結びつかないモノであることを実感しました。
北海道の都市間を移動していた時と同様、
この「距離感」はこれから競馬について書く上で
覚えておかなければならないのでしょう。

現在は新潟市内のホテルでこの日記を書いています。
この後、新潟競馬場へ向かいます。