何故、自分は生まれてきたのか？

４日（火）ですが、
この日記を書き終えた後は部屋の掃除をし、
午後から自宅アパート近くのファーストフード店に移動して、
昼食と「例の手法」の検証作業。
そして夕方に新宿に移動して、
某家電量販店でカメラとタブレットＰＣを物色。
Windows１０のリリースが理由なのか、どうかはわかりませんが、
タブレットＰＣの価格がかなり下がっていましたね。
そんなに無理をしなくても手が届きそうな感じです。
でも競馬場で使うには、もう少し「例の手法」を改良しないと・・・。
で、その後は新宿から小田急線沿線の某所へ移動。
先週とは別の「役者をやっている知人」の舞台を観てきました。
（「場所は下北沢ではない」とだけ書いておきましょう）


「役者をやっている知人」と言っても色々な人がいまして、
先週、舞台を観に行った「役者をやっている知人」は２０代前半の女の子でした。
で、この日は私よりも２つ年上の男性です。
その劇団の中でも「ベテラン」にあたるのでしょうね。
事前に「今回はウチの若い役者を育てる舞台なので」と聞かされていたのですが、
実際に観るとその知人の「ベテランの味」が感じられる舞台でした。
その彼に支えられた若い役者さんたちが
活き活きと全身で表現をしている姿も素晴らしかったのですが。

昨日付の日記を書くにあたって、ある一つの想いがあったのですが、
その想いがこの舞台を観て、確信に変わったような気がしています。
先週観た舞台の内容について、あまり詳しく書いてはいなかったのですが、
実は「戦争」がテーマでした。
戦場で「お国のために戦う」ことを求められる若者たちが、
「お国のために戦う」とはどういうことなのか？
をそれぞれの立場で悩み、苦しんでいる内容で、
私も観た直後は国会で行われている「安保法制」の議論との兼ね合いで
アレコレと考えてしまったのですが、時間の経過と共に、
問われているのは「何故、自分は生まれてきたのか？」ということではないだろうか？
と考えるようになりました。
で、国会前でデモをする学生たちに対して
「就職に不利になるぞ」と言う大人たちの存在があり、
「就職というものは生まれてきた目的なのだろうか？」という、
ちょっとした疑問があって、昨日付の日記になったのですが。

４日（火）に観た舞台は「戦争」とは全く無関係な内容でしたが、
演じている役者さんたちの姿に
「何故、自分は生まれてきたのか？」
という問いの答えがあるような気がしました。
その中の一人と普段は別の形で顔を合わせているからこそ、
辿り着いた答えではあるのですが。

その答えが「国家」や「社会」というのが間違っている、とは言いません。
そんな答えを行動に移して、立派に頑張っている人たちもたくさんいます。
でもそれだけが正解ではない筈です。
「家族」でも、「恋人」でも、「子供の頃に抱いた夢」でも、
「大人になって見つけた夢」でも何でもいいのではないでしょうか？
でも「国家」や「社会」だけが正解だ、という人たちがいる。
さらにそんな答えを若い人たちに強要する人たちもいる。

今、私は４５歳です。
恐らくこれまで生きてきた時間よりも、
これから死ぬまでの時間は短いでしょう。
きっと、ロクな死に方ではないのだろうし。
死ぬまでに、今の自分が考えた
「何故、自分は生まれてきたのか？」という問いへの答えを少しでも行動に移して、
前に進めなければ・・・。

そんなことを考えた１日でした。