今年のテーマは「火種メーカーになる」

新年おめでとうございます。
本年も「ＷＥＥＫＥＮＤ　ＤＲＥＡＭ」をよろしくお願いします。

現在、私は新宿におります。
今年も新宿花園神社で初詣を終え、
某ファーストフード店でこの日記を書いております。
私個人の感覚ですが、初詣は毎年同じ神社の方が良さそうな気がしています。
違う神社に行くと、その１年間はロクなことがなかったりするもので。
浮気はイカンということなのかもしれません（笑）。
おみくじは「吉」でした。
「商売」のところで「意外な損があります」とのことですが、
オレ、もう失うモノは何もないのですが・・・（笑）。
「縁談」は「目上の人の意見にまかせることがよいでしょう」なのだとか。
今、ピンなのですが、目上の人って・・・？


２０１６年の抱負について書いておきましょう。
ここ何年か、頭の中で考え続けてきたことではありますが、
今年は書き残しておこうと思います。

テーマは「火種メーカーになる」です。
「火種メーカー」というのはもちろん造語です。
「新年早々、物騒な話だな」と思われる方もいらっしゃることでしょう。

一時期、こんなことを言われ続けたことがありました。

「菅野は競馬主催者に迷惑ばかりかけている」

何のことなのか、よくわかりませんでした。
いや、未だに何のことなのか知りません。
確かにメディア等で報じられておらず、
主催者自身もリリースを出していない話について、
「公開質問状」などの形で問いかけたことはあります。
でもその内容は本来なら誰かに質問される前に
主催者が自ら明らかにすべき話ばかりでした。
「担当者は徹夜で資料集めをしていたんだぞ」などと指摘してきた輩もいましたが、
そんな大事になるようなことを頼んだ覚えは一度もありません。

しかし改めて考えると、
「菅野が余計なことを言うから（書くから）、
こっちの仕事が増えちゃったじゃないか」
と言われるぐらいが、実は「あるべき姿」ではないでしょうか。
最近はそんな気がしています。
少なくともここ３～４年、私はそんな仕事が全く出来ていません。
サイトを立ち上げてから今日までの約１５年間を振り返っても、
数えるくらいしかありません。

行政機関や企業の広報に関わる仕事をした経験のある方ならお分かりだと思います。
「報道機関の取材等により明らかになる話」と
「自らが公式サイト等で率先して公表する話」とでは、
話の内容は一緒でも、受け手の印象は全然違います。
私も広告代理店のサラリーマン時代に、そんな事例をいくつか見てきました。

「競馬」という産業は、
その違いについて「一般社会よりも敏感であるべきだ」と思っています。
でも残念ながら、実際にはその「あるべき姿」に逆行した動きが目に付きます。
ならば、こうした点を指摘・追及することに自らの存在意義があるのではないか。
そう考えるようになりました。

難しい話ではあるのですけどね。
実は本日付で「新・競馬ニュース」にアップするつもりで
準備していたネタが１件あったのですが、
諸事情あってボツにせざるを得なくなりました。
もう一度、練り直して再挑戦するつもりではあるのですが。

話が簡単ではない理由の中は、
「資金難」が理由でその現場に押しかけることができない、
あるいは「日銭稼ぎ」に時間を費やさなければならない、などという、
情けない話も私の場合はあったりします。
今年もそんな環境から抜け出すことは容易ではないでしょう。

でもこの世の中は「菅野一郎って誰？」という人が大半です。
某競馬専門紙のTwitterで「業界の外の人」とも言われました。
だから今は「そんな状況を逆に利用してやろうかな」と思っています。
「悪用」と言ってもいいかもしれません。
昔から書いていますが、私は所詮「ネットチンピラ」ですから。
無視したければ無視すればいい。
でもその代わり、余計に痛い目に遭わせてやる。
そんな意気込みで日々の活動に向き合うつもりです。

以上、少々物騒で長い話になってしまいましたが、
今年もよろしくお願いします。