シンボリクリスエス秘話
29日(月)はウチの会社の仕事納め。
今年は東京大賞典を見に行くことはできませんでした。
しかもこの日が仕事で運営しているある企業HPの更新日。
周囲が酒を飲んでノンビリしているところで
1人黙々と仕事中。
こんな状況だっただけに神様も私にご褒美をくれたのでしょう。
前日にオフト後楽園で勝った東京大賞典は馬連複1620円的中!
今年の最後にもう一度だけ、
「BOX予想」で皆さんに貢献できたかな。
さて29日(月)付のスポニチ関東版の2面にある
「十字路」というコラムをご覧になられたでしょうか。
(スポニチのサイトでは公開していないようですね)
様々なジャンルの記者が交代で執筆しているコラムですが、
毎週月曜日は競馬担当梅崎記者の出番。
有馬記念を勝ったシンボリクリスエスについて、
「藤沢和厩舎番」の梅崎記者ならではの話が掲載されていました。
昨年のジャパンCのこと、
発走直前に隣の枠に入ったサラファンの鞍上コーリー・ナカタニが
突然舌を鳴らし始めたのだとそうです。
馬にとって人間が舌を鳴らすというのは悪さをした時に
その行動を戒めるための合図。
シンボリクリスエスはゲートの中で自分が何故怒られているのか分からず、
動揺していたのだとか。
担当厩務員はさすがにナカタニに怒鳴りつけたというが、
相手は日本語の分からない相手、無視されてしまったのだそうです。
これが敗因と結びつくかどうかは分かりません。
それでも舌を鳴らしても人の言うことを聴かない馬もいる訳だから、
シンボリクリスエスという馬は
相当、周囲の人間達に対して素直な馬であったことは確かなようですね。
もちろん藤沢和厩舎をはじめとする担当スタッフ達の
接し方もあったのだろうけどね。
梅崎記者が言いたかったのはその点のようですが、
私がむしろ感心したのは、
この話、藤沢和厩舎内で極秘扱いとされていた点。
他に同じ手を使う者がいると困るから、という事情もあるのでしょうが、
恐らくこの事を言い訳にしたくなかったという気持ちもあったのでしょうね。
くだらない敗因を平気でコメントする調教師、騎手にうんざりすることも
多いだけに、
こういう姿勢は嬉しくなりますね。
シンボリクリスエスという馬は後世まで語り継がれるべき馬ですが、
このスタッフ達も覚えておきたい気持ちにさせてくれたコラムでした。
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