あの騎手が再デビュー
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昼休みです。「喜びを感じたニュース」というのは、
今朝の「競馬ニュース」でご紹介したこの話題です。
千葉津代士(北海道)らが調教師に転身
http://blog.livedoor.jp/kan16i/archives/50778503.html
騎手免許試験の合格者の中にこんな名前があったのでビックリ。
「川崎義和」
慌てて、NAR公式サイトで検索・・・。
やはりそうでした。
彼の名前は「引退した騎手」という形で、こんな風に出てきます。
http://www2.keiba.go.jp/keibaWeb/PageFlows/RiderMark/RiderMarkController.jpf?k_riderLicenseNo=31133
そうです。
彼はかつて、廃止された高崎競馬の所属騎手でした。
「2004年10月9日」に初騎乗、
「2004年10月23日」に初勝利。
この勝利を含めて5勝を挙げながら引退。
当時の高崎競馬の事情に詳しい方なら、すぐにお分かりでしょう。
彼が初騎乗の日を迎えた「2004年10月9日」、
彼が初めて騎乗した高崎競馬は
「この年の年末までで廃止」という決定が既に下されていました。
その年の暮れに廃止になる事が決まっている競馬場で
デビュー戦を迎える「新人騎手」。
こんな目に遭わなければならない「新人騎手」の存在を知ったその当時、
複雑な気持ちになった事を覚えています。
本来なら「将来はどんな騎手になりたい」だとか、
希望に満ち溢れているデビュー戦の日に、
すぐ目の前の「廃止」という現実を既に突き付けられていた騎手・・・。
直接話をした事がある訳ではないので、
どんな人物なのかを知っている訳ではありません。
「新高崎」が1回目に実施した「模擬レース」の時、
仮設のパドックでリックチャーに跨り、
「俺、この馬乗った事ないっすよ」と言いながら、
周囲をどっと沸かせたあの場面だけが、
不思議に印象に残っています。
そうか、金沢にいたのか・・・。
金沢・金田一昌厩舎所属騎手としてデビューします。
金田一昌調教師も高崎から金沢に移籍した調教師さん、
高崎時代も川崎クンはこの厩舎からのデビューでした。
高崎の時は恐らくお先真っ暗な状況下で迎えた初騎乗の日。
今度は大きな希望を抱いてのデビュー戦であって欲しいと願っています。
金沢のファンの皆さん、
そんな経歴を持って再デビューする川崎クンに是非ともご注目ください。
金沢にも一度行かなきゃいけませんね。 ツイート
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