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金沢競馬にJBCを実施する資格はあるのか?

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8日(火)は金沢競馬場で白山大賞典(Jpn3)が行われます。

ご存知の方も多いと思いますが、
インターネット上で金沢競馬の「八百長問題」が大きな騒動となりつつあります。
この問題について、私のサイトでどう取り扱うべきか、
ここ数日ほど悩んでいました。
でも白山大賞典の予想をアップしてから思ったのですが、
知らん顔をして予想をアップし、何事もなかったかのようにふるまうのは、
こうして競馬情報を発信する人間としては、少々無責任な気もします。
そこで現時点での私の見解をまとめておきたいと思います。

この「八百長問題」を告発された方のブログを私も読みました。


金沢競馬 八百長糾弾ブログ


このブログに書かれている指摘内容について、
私自身もレース映像を見るなどしてチェックしてみましたが、
納得させられる部分は非常に多いです。
まだ見ていない方は一度はチェックするべきでしょう。

しかし、これだけではまだ「クロ」とは断定できないと思います。
2日(水)付の日記で書いた通リ、
「クロ」と言い切るためには、以下の証拠が必要です。

・当事者(馬主・調教師・騎手など)による事前の打ち合わせ

・「指示」「要請」が行われた証拠(通信記録等)


そして、2日(水)付では書きませんでしたが、

・当事者間での金銭の授受

も「証拠」として必要かもしれません。


前述のブロガーさんが、こうした「証拠」を見つけることはほぼ不可能だと思います。
これは金沢競馬を主催する石川県競馬事務局か、石川県警の仕事でしょう。

石川県競馬事務局はこうした調査を行う気が全くなさそうです。
私は石川県競馬事務局に2日(水)と4日(金)の2回ほど、
質問メールを送付しましたが、
今、この記事を書いている時点で回答はありません。
恐らく同じようなメールを送った人は他にもいるのでしょう。
しかし公式サイトでも、主催者としての態度を明らかにしようとはしていません。
地元一般紙でも報道された「事件」です。
彼ら自身も取材を受けた筈です。
この出来事について何らかのアナウンスをするのが、
主催者として、当然の姿勢ではないでしょうか?

もし「調査を行う予定がない」のであれば、その理由を公にすべきだと思います。
こうした「当たり前」のことが出来ない競馬主催者に、
JBCというJpn1競走を実施する資格があるのでしょうか?
私はこの「八百長問題」が「シロか?」「クロか?」という話よりも、
石川県競馬事務局のこうした姿勢について、大きな疑問を感じます。

最後に、私が石川県競馬事務局にメールで送った質問事項を
コピーしておきたいと思います。
同じようなメールを送った人は多いと思いますので、直接の回答は求めません。
前述のブロガーさんには、しっかりとした回答してあげて欲しいと思いますが。


(以下コピーです)

1.今回の騒動が大きくなるきっかけとなった9月29日(日)の第9競走についてですが、
インターネット上で「わざと負ける」とされた2頭の関係者(馬主、調教師、騎手、厩務員など)
に対する事情聴取は実施されましたでしょうか。
事情聴取をされている場合はその内容をお教え頂けないでしょうか。
もし、実施されていない場合はその理由をお聞かせ頂ければ幸いです。

2.今回の騒動につきまして、貴局(石川県競馬事務局)として金沢競馬公式サイト等で
何らかのアナウンスをされるご予定はありますでしょうか。
その予定がない場合は、理由をお聞かせ頂けますでしょうか。

3.競馬主催者として、所属する厩舎関係者(調教師、騎手、厩務員)らと
いわゆる反社会的勢力(暴力団関係者など)との接触の有無については、
日頃から厳しく目を光らせている状況ではないかと想像致します。
具体的にはどのような対応を取られていますでしょうか。
また、厩舎関係者の交友関係等についての調査などを、何らかの形で実施されていますでしょうか。

4.一連の「八百長疑惑」を伝えているブロガーがブログ記事の中で、
この「八百長疑惑」について石川県警に問い合わせをしたことを明らかにしています。
県警はこの質問に対し、この事態について情報収集をしていることを明らかにしました。
これまで県警から、今回の件について捜査協力や情報提供を要請されたことはありましたでしょうか。
また、県警から捜査協力・情報提供の要請があった場合、どのように対応されますでしょうか。



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