無関心なのが気になります
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本当はもう少し早い段階で取り上げるべき話題だったのですが、
日銭稼ぎを優先させざるを得なかったために、このタイミングになってしまいました。
今月18日(月)にBLOGOSに掲載された記事です。
ばんえいや園田での不祥事はBLOGOSでも取り上げられてしまいました。
この記事を書かれた木曽崇さんという方について全く知らなかったので
調べたところ、「国際カジノ研究所所長」という肩書きをお持ちの方なのだとか。
カジノの専門家ですから、
地方競馬の台所事情についてはそれほど詳しくないのでしょう。
「不買運動」などという部分にカチンときた方も多いのではないでしょうか。
でもこの記事中に出てくる帯広市議会でのやり取りに関して、
-(前略)ただ、一連の不正を糾弾し、再発防止策の徹底を求める審議の中、
「返す刀」で関係者の待遇改善を要求するのは、幾らなんでも「スジ悪」な論法。
流石にこれには「盗人に追い銭」批判を受けても仕方がないのではないかなと
個人的には思います。-
「返す刀」で関係者の待遇改善を要求するのは、幾らなんでも「スジ悪」な論法。
流石にこれには「盗人に追い銭」批判を受けても仕方がないのではないかなと
個人的には思います。-
と書かれている点については全くの正論だと思います。
どうしてこんな話がまかり通ってしまうのでしょうか?
それとこれとは話が別でないと・・・。
既にばんえい競馬も新しいシーズンがスタートし、
「開幕」を報じる地元メディアは一連の不祥事についても
「信頼回復」などという表現とともに伝えています。
一方で競馬関連のメディアからはそんな話がほとんど聞こえてきません。
で、聞くところによると先月のばんえい記念では
地元メディアと競馬関連メディアの間で一悶着あったとか・・・。
帯広市に住んでいる人が全員、ばんえい競馬のファンだということはあり得ません。
全く興味のない人もいるし、中には公営ギャンブルであるが故に嫌っている人もいるでしょう。
地元のテレビ局や新聞社はそんな人も相手にしなければならないのです。
確かに勝者を称えるべき場における振る舞い方というものはあるでしょう。
でも「興味のない人」「嫌っている人」に対して
「一連の事件が起きた舞台をどう見ているのか?」
という視点について情報提供を求められている地元メディアが
「いいレースでした。フジダイビクトリーは強かったなあ。」だけで終わってしまったら、
彼らは何の仕事をしていないのと同じになってしまうのではないでしょうか。
むしろ普段から競馬に関わっているメディアがこの事件を積極的に掘り下げて、
問題点を洗い出すようなことをしなければならないと思うのですが。
園田に関してですが、「その後」についてはほとんど報じられていません。
以前、この日記で紹介した日刊スポーツの記事ですが、
タイトルの上にあるナビゲーションを見て頂けますでしょうか?
「ホーム>社会>ニュース」となっています。
この記事ですが、カテゴリーは「競馬」ではなく「社会」なのです。
「競馬」の記事ではありません。
どうして「競馬」の枠内では取り上げられないのでしょうか?
まあ、私自身も、
この件についてはご覧になられている皆さんに納得できるだけの
情報提供ができているとは思っていませんので、これ以上は書きません。
でもこの一連の事件における競馬関連メディアの無関心な様子が気になっています。
一体、何故なのでしょう?
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