ベストターンドアウト賞
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私がなかなか競馬場に行くことが出来なくなっている間に、
競馬場では色々と新しい試みが始まっています。
ジャパンカップ当日の東京競馬場では、
最も美しく手入れされた馬を担当する厩務員を称えて表彰する
「ベストターンドアウト賞」の審査が行われていました。
行われていた、と言っても、
場内アナウンスで受賞した人馬が発表され、その結果を知っただけなのですが。
でもその場内アナウンスの後、競馬場内が温かい拍手に包まれる瞬間というのは、
いいものだなあ、と思いました。
欲を言えば、本馬場入場時にラジオNIKKEIのアナウンサーさんに発表してもらって、
そのままパドックで表彰式、という形にした方がもっと盛り上がるのではないでしょうか。
受賞馬ドゥーナデンはレースでも5着。
Twitterでも触れましたが、
今年は外国馬が1頭も掲示板に載らないだろうと思っていました。
でもこうしてベストターンドアウト賞受賞馬が5着に食い込むのですから、
「パドックを見る」という事は大切なのだなあ、と再認識させられた瞬間でもありました。
しかし、同時にこんな事を考えました。
もしかすると、最初から外国馬3頭の中から受賞馬を選ぶつもりだったのでは・・・?
もちろん、関係者は否定すると思いますが。
くれぐれも書いておきますが、批判とかではないですよ。
むしろ、それで「正解」だと思います。
だって、遠路はるばる府中までやってきた人馬なのですから。
「お・も・て・な・し」の精神ですよ。
レースそのものは真剣勝負でなければ困りますが、
「ベストターンドアウト賞」は馬券とは無関係ですから
「公正確保」などは考えなくてもいいのです。
だからこんな「お・も・て・な・し」は大いにやるべきだと思います。
こんな話も「あり」でいいのではないでしょうか。
例えば、出走馬全てが日本調教馬というG1レースがあったとします。
その出走馬の中に、
担当する厩務員さんが「明日結婚式を挙げます」という馬がいたとします。
だからベストターンドアウト賞はその人馬が受賞、なんてどうですか?
その馬がパドックでイレこんでいたり、発汗していたり、という場合はマズいですが(笑)、
そうでなければ、むしろ「あるべき姿」ではないでしょうか。
競馬場にいるファンも含めて、みんなでその結婚を祝福することが出来るのですから。
この「ベストターンドアウト賞」という企画ですが、
地方競馬では実例があるのかな?
船橋の「ベストドレッサー賞」もいいですが、
「ベストターンドアウト賞」もやればいいのに・・・。
「お・も・て・な・し」にも使えるし、
更に違う形の演出にも活用できる、いい企画だと思います。
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