そりゃ違うよ！

おかげさまで今年の「優駿エッセイ賞」の原稿は
早くも９割以上書き上げました。
今年はネットＰＣがあるため、
会社の昼休みに原稿が書けるということもあるのですが、
例年と大きくタッチを変えて、
勢いで書ける軽いネタにしているのが早い仕上がりの理由です。
この判断が正しいのか、間違っているのか、
何とも言えない所が悩みではあるのですが・・・。

さて最近、この日記で時々取り上げる
梶原もじゃさんの日記ですが、
今回はちょっと反論したくなるような内容が書かれています。
８日（火）付をご覧頂けますでしょうか。

http://www2.diary.ne.jp/user/75472/

３連単導入に伴って、導入される新しい投票法
「マルチ」「フォーメーション」についての記述です。

―＜他に変更点も多く、記者の間から「複雑すぎる」との声も出た＞
って、テメエら、ナメとんのかい、コラ！
これが、一般の馬券ファンが言うならわかるが、
記者であるアンタらがそれを言っちゃイカンだろが！
この発言をした記者は、ぜったい大井で３連単買ってないヤツなんだろうが、・・・

―買ったこともなくて「複雑すぎる」といった記者どの、勉強せよ。

「複雑すぎる」と言った記者が勉強不足かどうかは別にして、
「一般の馬券ファン」がどう思うかを
代弁するのはメディア側の仕事じゃないだろうか？
私はＪＲＡの説明にそう言える記者って、素晴らしいと思いますよ。
中には言われたことをタレ流し状態、なんてこともありますからね。

様々なネット上のやり取りを見ていて時々感じるのですが、
競馬に限らず、野球でもサッカーでも、
どうも「俄かファン」を馬鹿にする傾向ってありますよね。
でも本当に大切なのはその「俄かファン」をいかにして
「コアなファン」にするのか、ということでしょう。
競馬産業がブームの時代にその作業を怠ってきたツケが、
今日の競馬人気の凋落や地方競馬の存廃に繋がっているんじゃないのかね？
ましてその馬鹿にした態度をメディア側が取ってはイカンでしょ。
ただでさえ、この国の競馬システムは複雑で
「俄かファン」に説明するのに、
私なんかも苦労しているのだから。
試しにＪＲＡの代わりにこの投票法を
「俄かファン」に説明してみれば良く分かると思いますよ。
「複雑すぎる」と言った記者の方、
どなたか存じませんが、私はそのご意見で正解だと思います。