ファンがすべきこと、メディアがすべきこと

２５日（火）付の日記で２日分も使ったのに、
時間がなくて書くべきことを
ちゃんと書けていなかった気がするので少々補足を。

ファンの側からのＢの意見に反論するには、
どうすればいいのか。
多くのファンは馬券を買うということによって、
競馬と関わりを持っている訳で、
その立場を全面に出して議論すればいい。
私が「異議」の中で挙げた田中勝春や藤田伸二のケースは
その１つの例だと思ってください。
本当は似たようなケースは他にもあるのですよ。
柴田善臣も今年、風邪の為に途中で騎乗キャンセルというのが、
一度あったし・・・。

藤田伸二のケースについては
昨年のダービー直後に須田鷹雄さんが指摘しているのですよね。
当時、他のどのメディアも指摘しようとはしなかった。
あの時、おかしいと思った人は他にもいた筈で、
記者だって現場で馬券を買って見ていれば、
ちょっと待て！という気にはなった筈。
またメディア批判になってしまいますが、
こうしたファンの声を察知できない競馬メディアという存在も、
考えなければならない気がしています。

岩手競馬関連の某掲示板に、
「地方競馬を潰すのは競馬ファンだ」
「ファンは黙って馬券を買え」
「ファンは規模縮小を受け入れろ」
という書き込みがありましたが、
指摘するべきことを指摘せず、
提灯記事ばかり書き続けた競馬メディアの人間が、
何を寝ぼけたことを書いているのだろう、と思いましたね。
ファンというのは馬券を買う「客」な訳で、
「ファンと呼ばれる人たちって、どこまでも我侭且つ風見鶏的存在です」
なんて言っている時点で
「客」を「客」と見ていない証拠でしょう。
「１０００人いれば１０００通りの考えがある。」
馬鹿言ってんじゃない！
その中から最大公約数的な部分は何なのかぐらいはわかるだろうが。
要はやる気がないんでしょう。
だったらはじめからそう言えば？
きっと来年以降の改革案が動き出した時は
大好きな「現場」とやらから追放されるでしょうけどね。

あの掲示板をご覧の方に申し上げます。
（どこの掲示板か分からない人はゴメンナサイ）
ファンのやるべきことは馬券を買う以外にもう１つあります。
主催者に「客」の立場で意見することです。
そしてメディアにもやるべきことがあります。
こうしたファンの意見を拾い上げて、
世論作りをすることです。