これからの季節にマスクは・・・

ＳＡＲＳに感染した台湾の医師のおかげで
大騒ぎになっているようですね。
この医師が観光で訪れた場所には
保健所の職員が消毒に訪れているようで、
ホテルや駅、観光地にまでその作業が及んでいるとのこと。
更に彼と接触した可能性のある人の検査などが
行なわれているようですが、
完璧に行なうことはどう考えても不可能でしょう。
とにかくこれまで国内に感染者が出なかったことが奇跡的だった訳で、
これからは日本でもマスクを着用して街を歩かなければならないように
なってしまうのでしょうね。

しかしよく考えてもみれば、
これから日本は梅雨時、そして夏を迎えます。
この季節にマスクをして歩くのはツライっすよ。
仕事で街中を歩く時はもちろん、
競馬場でも着用するようになるのでしょうね。
そう言えば、クイーンエリザベス２世Ｃの映像を見ていたら、
香港・シャティン競馬場のパドックで
マスクをしている厩務員がいましたよね。
例年の宝塚記念当日の阪神、
その後の夏の福島、新潟競馬場でつけて歩くことになるのかと思うと・・・。
何とかならないものですかね、この事態。
下手をすればマスクをしているが故に、
脱水症状を起こしかねないですよ、新潟あたりでは。

このＳＡＲＳの問題、
競馬開催にも大きな影響が出ないとも限らないような気がしています。
人が多く集まる競馬場、ウインズといった場所での
感染の危険性をどう認識するのか。
開催中止という状況も現実に起こりうるような気がするのは
私だけでしょうか・・・。
こうした点を考えると私が普段このＨＰで申し上げる、
「一般社会と競馬」の関係についてお分かり頂けるでしょう。
もちろんＪＲＡをはじめ、競馬主催者が、
何らかの判断を迫られる事態が来て欲しくないと願っていますが、
現実にはどうなのか。
この先の動向をよく見極める必要がありそうです。
夏休みの予定にも影響が出たりするのかなあ・・・。